金融リテラシー
政府は「貯蓄から投資へ」と掛け声を長年行っていますが、依然として個人の金融資産では、預貯金比率が高いのが実情です。
投資に関して間違いのない事実は2つしかありません。それは「先のことは誰もわからない」ということと、「世の中にうまい話はない」ということです。日経マネーで優秀ファンドマネージャーに選ばれた人物(1年間一緒に働きました)の口癖が「先のことはわからないから分散投資だ」でした(株式投資専門家が年末の日経平均予想を言いますが、誰も覚えていないので平気で言います。逆にすぐ結果が出るので、明日の日経平均の終値を予想する人はいません)。
世の中にうまい話はないとういのは、「リスクゼロで高い金利が得られる、もしくはリスクは小さいが大きな値上がりが確実」といった金融商品はないということです(もしあったら、私は誰にも教えません)。昔の銀行定期預金金利は高かったじゃないかという方もいるかと思いますが、破綻した銀行がありましたし、金利が高いということはインフレ率も高いので将来のお金の価値が目減りするリスクがあったのでリスクゼロではありません。
この2つの事実「先のことは誰もわからない」と「世の中にうまい話はない」を心底から実感して身につけていれば、投資で大きな損をすることはないし、怪しげな商品にだまされることもないと思います(元本保証で月3%の利息が支払われるなんて詐欺話に引っかかることを避けられます)。誰もが「そんなことは常識だ、当たり前じゃないか!」と言うでしょうが、いざとなるとこの2つを忘れてしまうことが多いです(退職金をもらった先生に詐欺被害者が多いと聞きます。頭は良いかもしれませんが世間知らずでプライドだけは高い人種です)。投資教育で大事なことは単に投資のやり方を教えるのではなく、この2つをきちんと腑に落ちるまで説明すると同時に、自分で判断することの大切さ、そしてそのために必要な勉強の仕方を教えることの方が、ずっと大切だと思います。
それと日本人は年末調整で税金関係が済んでしまうので、税金に関する関心が低いです。また、社会保険を理解すると、社会保険でカバーされること、社会保険でカバーできないこと(限界)を知ることで、無駄な保険(例、がん保険や医療保険)に入ったりすることもなくなるし、逆に自分で蓄えを持つことの大切さも理解するようになる。投資が必要だと思えば、自然に自分で勉強するようになります。そうすれば、「老後の生活に2千万円もの大金が必要だ」と大騒ぎもしなくなるはずです。
おまけ
今朝の日経MJの記事によると、消費税率アップ前の駆け込み消費を4割はしない、する人でも5万円未満が1/3。そもそも消費意欲が減退しているとの見方も。
おまけ
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、「一度の合意で、過去の問題を終わらせることはできない」と発言。交渉で韓国とは何も決められないということです。
おまけ
フォーエバー21が米国で倒産します。フォーエバー(永久)ではありませんでした。
投資に関して間違いのない事実は2つしかありません。それは「先のことは誰もわからない」ということと、「世の中にうまい話はない」ということです。日経マネーで優秀ファンドマネージャーに選ばれた人物(1年間一緒に働きました)の口癖が「先のことはわからないから分散投資だ」でした(株式投資専門家が年末の日経平均予想を言いますが、誰も覚えていないので平気で言います。逆にすぐ結果が出るので、明日の日経平均の終値を予想する人はいません)。
世の中にうまい話はないとういのは、「リスクゼロで高い金利が得られる、もしくはリスクは小さいが大きな値上がりが確実」といった金融商品はないということです(もしあったら、私は誰にも教えません)。昔の銀行定期預金金利は高かったじゃないかという方もいるかと思いますが、破綻した銀行がありましたし、金利が高いということはインフレ率も高いので将来のお金の価値が目減りするリスクがあったのでリスクゼロではありません。
この2つの事実「先のことは誰もわからない」と「世の中にうまい話はない」を心底から実感して身につけていれば、投資で大きな損をすることはないし、怪しげな商品にだまされることもないと思います(元本保証で月3%の利息が支払われるなんて詐欺話に引っかかることを避けられます)。誰もが「そんなことは常識だ、当たり前じゃないか!」と言うでしょうが、いざとなるとこの2つを忘れてしまうことが多いです(退職金をもらった先生に詐欺被害者が多いと聞きます。頭は良いかもしれませんが世間知らずでプライドだけは高い人種です)。投資教育で大事なことは単に投資のやり方を教えるのではなく、この2つをきちんと腑に落ちるまで説明すると同時に、自分で判断することの大切さ、そしてそのために必要な勉強の仕方を教えることの方が、ずっと大切だと思います。
それと日本人は年末調整で税金関係が済んでしまうので、税金に関する関心が低いです。また、社会保険を理解すると、社会保険でカバーされること、社会保険でカバーできないこと(限界)を知ることで、無駄な保険(例、がん保険や医療保険)に入ったりすることもなくなるし、逆に自分で蓄えを持つことの大切さも理解するようになる。投資が必要だと思えば、自然に自分で勉強するようになります。そうすれば、「老後の生活に2千万円もの大金が必要だ」と大騒ぎもしなくなるはずです。
おまけ
今朝の日経MJの記事によると、消費税率アップ前の駆け込み消費を4割はしない、する人でも5万円未満が1/3。そもそも消費意欲が減退しているとの見方も。
おまけ
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、「一度の合意で、過去の問題を終わらせることはできない」と発言。交渉で韓国とは何も決められないということです。
おまけ
フォーエバー21が米国で倒産します。フォーエバー(永久)ではありませんでした。
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| 経済・社会 | 07時34分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑