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2017年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年09月

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銀行のカードローン


エクステンド社のメルマガに、昨日の内容に関連する記事があったので紹介します:
『業の倒産件数は2010年以降、毎年減少を続けており 昨年(2016年)については9000件を割りこんだ(ただし、負債総額1000万円以上のもの)、とされています。だから、景気は回復しているのかというと、切り口によって全く別の話になってしまうのですが見過ごせない指標が発表されています。
「2016年の個人の自己破産の申請件数は、前年比から1.3%増加の65000件程であり、対前年比で増加となったのは13年ぶり」
長らく低下傾向にあった、個人の自己破産件数は増加したのです。 2006年、消費者金融からの借入れを返済できない個人の自己破産が社会問題となって総量規制が導入されました。
利用者の年収の三分の一までしか借りることができない、と規定される総量規制によって過剰融資が減少し自己破産は減少してきたのですが…。総量規制の対象が「貸金業者」、おおむねノンバンクからの借入のことを指し、銀行のカードローンや個人向け融資については対象外であることが、状況を変えてしまっています。2000年代前半、最大で17兆円以上といわれたノンバンクの融資残高が2015年には5兆を割りこんだ一方、銀行のカードローン残高は5兆4000億円に到達(5年間で1.6倍ほどの伸び)、ノンバンクの残高を既に超えているのです。銀行は、個人に対する小口融資は増やしているのです。
理由は、察するに…
・小口だが、金利が法人向けよりも高いので収益化しやすい
・小口分散取引にすれば、全体のリスクはコントロールできる
・ノンバンクが総量規制で貸せない顧客でも、貸すことができる
・銀行側の管理コストは、個別対応する担当者が要らないだけに手間がかからない
といった辺りでしょうか。
個人破産の増加という現実を前に、近日見直しが入ることになるでしょうけれども、ゆうちょ銀行の個人向け融資参入も認可されたことで、個人向け融資はさらに競争が激化することになります。』

昨日の報道ステーションで、年収180万円のパートの女性が銀行からいとも簡単に年収の倍の350万円を借りて、1年後に自己破産と放送していました。
零細企業では、会社として融資を受けられないので、個人のカードローンでお金を借りて運転資金に充てる社長もいます。そうなると、会社の先行きは危うくなります。
銀行だからサラ金に比べて安全と勘違いして、銀行のカードローンでお金を借りるのは控えましょう。同様に、クレジットカードのキャッシングやリボルビング(毎月の支払いを平準化できる)も金利が高いので極力使うのは控えましょう。特にリボルビング専用カードを発行する会社もあるので、いい気になって使い続けると長期間にわたり返済地獄に陥る可能性があります。通常のクレジットカードの一回払いも最大50日前後支払いを猶予してもらう借金と同じです。クレジットカードの使い過ぎを避けるには、目的をはっきりさせ、上限金額を設定し、キチンと管理することが必要です。面倒だという人は、スマホで家計簿や資産管理が簡単にできるアプリがあるのでお薦めします。

おまけ
昨日の東京の日照時間17分がニュースになっていました。今日も曇り。

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| 経済・社会 | 07時35分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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銀行のバブル


今、銀行には二つのバブルがあります。1980年代のバブルは、大都市圏の土地投機に対する銀行融資でした。これが1990年代にバブルがはじけ、銀行が大変なことになりました(北海道拓殖銀行、日本債券信用銀行、日本長期信用銀行等が破たんしました)。今のバブルのひとつは消費者金融に代わる消費者ローン、もう一つがアパート向けローンです。

武富士に代表される多くの消費者金融会社(俗にサラ金と呼ばれました)が、2000年以降過払い金請求(不当に高い金利で支払いすぎた利息を返済してもらう活動)が原因で破たんしました。それに代わって個人にお金を貸しているのが銀行系消費者ローンです(テレビで広告が頻繁に流れます)。昔のサラ金に比べて、銀行系の消費者ローンというと何か安全のような感じがしますが、そんなことはありません。笑い話で、サラ金に銀行員が借金しに来ると貸さなかったそうです。銀行員ならもっと低い金利で借りる術があるのにサラ金に来るという事は、相当借金が既にあって貸し倒れになりかねなかったからです。

アパート向けローンは、相続税法の改正により土地を持っている人にアパート向けローンを借りさせて、アパートを建てさせて相続税を節税できますと売り込みます。しかし、人口が減る日本で、アパートが郊外にどんどんできると、期待した通りには入居者が入らず赤字になる確率が高まります。家賃保証も期間限定です。

なぜ銀行が、消費者ローンとアパート向けローンに力を入れるか?日銀によるマイナス金利で銀行は余ったお金を日銀に預けると0.1%の金利を日銀に支払わねばなりません。国債を買っても金利はゼロに近い数字です。それなら、金利が高い消費者ローンにお金を回す、土地を担保にできるアパート向けローンに回し、国債よりも高い金利を確保したほうが良いと考えます。

おまけ
連日の雨続きのお盆休みは初めての経験でした。

| 経済・社会 | 07時39分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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運送業界の状況 2


『国交省では、トラックドライバーの“働き方改革”を物流改革の柱として掲げており、運送業務の中で生じている様々なロス時間を解消することで、ドライバーの労働時間を短縮させようとしている。具体的な改善ポイントの一つとして挙げられているのが、荷物の積み下ろし等にかかるロスタイム(待機時間)を短縮することである。

現在のトラックドライバーは、1運行あたりで平均13時間の労働時間を拘束されている。その中で、荷積みのタイミングが合わずに、倉庫や物流施設で待機をする“手待ち時間”は平均で1時間45分にもなっている。この時間を解消することができれば、ドライバーの労働時間を2時間近く短縮できる。
《トラック1運行あたりドライバー拘束時間》
・点検等…………… 30分
・運転時間…………6時間41分
・手待ち時間………1時間45分←ここを解消して運転手の労働時間を短縮する
・荷役作業…………2時間44分
・付帯作業………… 11分
・休憩時間…………1時間23分
・不明……………… 12分
───────────────
○拘束時間合計……13時間27分
※出所:トラック輸送状況の実態調査

積み下ろしの待機時間が長引く実態は、荷物の種類や倉庫施設によっても異なっており、半日から最大では31時間というケースもある。運送業界では、予定時刻よりも配送が遅れるとペナルティを受けるため、予定よりも早めに倉庫付近で待機する習慣が、混雑を招く要因にもなっている。

また、トラックが待機中のコスト(追加運賃)は荷主側で負担しないことも、問題の解決を遅らせている。一方、運送会社側には、待機時間中もドライバーに賃金を払う義務がある。
《輸送品目別にみたトラック待機時間の最大値》
・農水産品…………… 8時間40分
・鉱産品……………… 6時間30分
・金属機械工業品……22時間30分
・化学工業品…………19時間40分
・軽工業品……………31時間00分
────────────────
※出所:トラック輸送状況の実態調査 』
*待機時間の最大値は極端な事例だと推測します。

段ボール、包装資材、倉庫などを含む物流関連業界は、様々な製品・商品を工場、店舗、家庭に届け、人々の生活を支える重要な仕事をしているにもかかわらず、コストダウン、遅延を出さない事、ミスがないこと、といった要求事項を低い単価で受けざるを得ない状況が永年続いてきました。今後ドライバーを確保できなければ、モノが届かないといった障害があらゆる分野で発生します。ドライバーを確保するためには、ヤマトや佐川に見られるように、運賃を引き上げてドライバーの賃金を引き上げ、パレット輸送によるコストアップを認めてもらい(その分を製品単価で引き上げることになります)、待ち時間を減らすための協力をユーザー側にお願いする必要があります。

次回は8月17日です。

おまけ
昨日車で外出したら、外気温42度と表示されました。今日の東京は31度予報、涼しそうと勘違いします。

| お仕事 | 07時36分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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運送業界の状況


当社はモノを動かすための段ボールケースを製造販売しており、物流業界と密接な関連があると同時に、当社も段ボールケースの配達で運送業務に関わっています。

JNEWSの記事が興味深いので引用させていただきます
『日本では全国どこでも同じ商品が買えるし、北海道や九州で収穫された野菜も数日で大都市のスーパー店頭に並べられる。こうした物流のインフラを支えているのが運送業界であり、年間24兆円の市場規模がある。宅配便の混雑が叫ばれているものの、それは運送業界全体でみれば氷山の一角に過ぎない。貨物の輸送量は、重量ベースでみると20年前よりも減少しているものの、荷物の小口化が進んだことにより、件数ベースでの物流量が増加して、運送の現場では慢性的な人手不足が起きている。常態化しているトラックドライバーの過剰労働にメスが入ることで、運送業界全体の枠組みを変える必要性が生じてきている。
国土交通省が毎年10月の3日間に流通する国内貨物量を調べる「3日間調査」でも、重量0.1トン未満が該当する小口荷物の割合が急増していることがわかる。
《3日間調査による国内貨物の推移》
・    ┌─────────────────────┐
・    │貨物件数 │荷物の平均重量│小口荷物の割合│
・┌───┼─────┼───────┼───────│
・│1995年│15,290千件│ 2.13トン/件│  57.9%  │
・│2000年│15,964千件│ 1.73トン/件│  63.6%  │
・│2005年│20,039千件│ 1.27トン/件│  68.7%  │
・│2010年│24,616千件│ 0.95トン/件│  75.1%  │
・│2015年│22,608千件│ 0.98トン/件│  79.2%  │
 └───┴─────┴───────┴───────┘
※小口荷物=0.1トン未満の荷物
※出所:全国貨物純流動調査(国土交通省)

人と物を運ぶ運輸業界全体では約39兆円の市場があるが、その中で貨物(25兆円)は旅客(14兆円)よりも規模が大きい。

国内を走る貨物トラック(営業用)は、荷物の積載率が30年前と比べて18%近く下がっており、トラックが不足しているにも関わらず、ドライバーの待機時間が長引き、空車のまま走る時間帯が増えているのが実態である。
《貨物トラック積載率の推移》
・昭和63年(1988年)……57.9%
・平成5年(1993年)……54.1%
・平成10年(1998年)……52.7%
・平成15年(2003年)……48.1%
・平成20年(2008年)……48.4%
・平成25年(2013年)……41.1%
・平成27年(2015年)……40.5%
────────────────
※出所:自動車統計輸送年報(国土交通省)』

明日も続きます。

おまけ
今日の東京、埼玉の最高気温が37度予報。熱中症リスク大。営業マンも車の中で熱中症になるリスクがあります。要注意です。
おまけ
テレビ朝日、武井咲主演の「黒革の手帳」。米倉涼子に比べて武井咲では無理と思っていたら、最高のはまり役。決めゼリフ「お勉強させていただきます」、お薦めです。

| お仕事 | 07時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「経営者の教科書」小宮一慶著 ダイヤモンド社刊 2


この本では、顧客を6段階に分けています(この考え方は昔からあります)。

『潜在客から始まって、顧客、得意客、支持者、代弁者、パートナーと段階的に関係が深まります。
潜在客: お客様になる可能性のある人
顧客 : 買ってくれたお客様
得意客: 繰り返し買ってくれるお客様
支持者: 「化粧品はポーラしか買わない」「百貨店は銀座三越しか行かない」といった大ファン。支持者が多いと売上が落ちない。
代弁者: 他の人に薦めてくれるお客様。口コミです。ただし、SNSでの悪評には要注意です。
パートナー:潜在客に一緒に訪問したり、イベントに積極的に参加してくれたりするお客様。場合によっては代理店になったりもする。

潜在客を顧客に変えるのも大事だが、関係をより深めて、一生のお客様になって頂くのが最高。そのためには、自社をお客様にとって一番と思ってもらえることが大事。さらには、満足ではなく感動を提供することが必要。』

コーワでは、数十年に渡ってお取引いただいている古くからのお客様が、数多くいらっしゃいます。

新規顧客開拓が得意という会社があります。逆に言うと、既存客をどんどん失っている会社です。こういう会社は社員もどんどん入れ替わります。古くからのお客様が多い会社は社員の定着率が高いと思います。

当社の各営業マンは、このお客様は顧客、得意客、支持者、代弁者、パートナーのどれに該当するだろうかと考えてみて、顧客をいかにして得意客にするか、得意客をいかにして支持者にするか、考えてみると良いと思います。

おまけ
台風5号は関東には大きな被害を出さずに済みそうです。

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