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2016年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年09月

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何故社長は無茶をいうのか?


社員は、「社長は無茶をいうよな」と思うと推測します。事故ゼロ、クレームゼロ、簡単に達成できない営業予算、毎日の目標を上回れと発言、経費削減等…。

社長は社員をいじめたくて無茶を言う人は居ません(ブラック企業の社長を除いて…)。会社を継続するという最終的な責任を担っている社長は、会社を潰さずに継続するために必要なことをやろうと考えるから、現場が簡単に達成できないような要求をします。現場のリーダーやメンバーは、「自分達が出来る限りのことをやろう」と思います。「出来る限り」という事は限界を設定しこれ以上の事はしないと決めているわけです。社長が「みんなが出来ることをやってくれればいいよ」と考えたら、その会社は遅かれ早かれ潰れていきます。経営者の最大の責務は、会社を潰さず、社員の雇用を守ることです。

現状からかなり上の水準の事を社長が要求したら、会社を続けるには必要な事なんだと考えて、どうしたらできるか必死に考えて、行動に移して必死にもがくこと。これが大事だと思います。会社を続けるためにやらなければならない事と、出来る事には必ずギャップがあります。社長にはその要求が必要だと考える根拠があるはずです。特にリーダーは、部下を見て出来る限りのことをやろうと考えるのではなく、社長が無茶を要求する背景や根拠を考えて、部下と一緒に行動して欲しいと思います。

おまけ
ペットボトルに口をつけて飲むと細菌が増えると言われます。実験分析結果がネットにありましたので紹介します。
・ペットボトルに口をつけると、コップに移して飲む場合より圧倒的に細菌が増える
・口をつけて飲む場合、4〜5時間で飲み切った方が安全
・無添加飲料は細菌が増えやすいので特に注意
会社でペットボトルを飲む場合、冷蔵庫に入れても翌日には持ち越さないほうが良いとの事です。コップで飲むと、そういう問題は起きないそうです。

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| お仕事 | 07時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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個人保証


中小企業の経営者は銀行から融資を受ける時に、従来は連帯保証を銀行から要求されました。これは、会社が倒産した時に銀行から借りている金額を経営者が会社に代わって返済するというものです。しかし、会社が借りる金額を個人で返済できるほど豊富な資産を持つ経営者はまずいません。では、なぜ銀行は経営者に個人保証を求めるのでしょうか?これは、経営者が放漫経営をしないように戒めるものと通常言われています。経営者個人が保有する資産で会社の借金を返済できると思う銀行員はいません。しかし、これが永年続いた慣習だったわけです。一方で、上場企業の経営者に個人保証は求められません。ちなみに私は10億を超える金額を個人保証していたので、会社が倒産したら個人破産して、極僅かの現金を残して、自宅や現預金などの財産はすべて没収されることになっていました。

銀行協会や中小企業庁が協議して「経営者保証に関するガイドライン」というものを作成し、中小企業の経営者が個人保証をしなくても済むガイドラインを2014年2月に公表しました。このガイドラインでは、以下の条件をクリアすれば個人保証なしを可能としました。
1. 法人と経営者との関係の明確な区分・分離
2. 財務基盤の強化
3. 財務状況の正確な把握、適時適切な情報開示等による経営の透明性確保
具体的には、以下のような内容となります。
1では、会社と経営者の間で不透明な資金の貸し借りがない、といった状態
2では、高い自己資本比率や借入金の確実な返済が見込める財務状態
3では、企業から銀行に会社の業績をキチンと報告する

私はこのガイドラインが公表される前から個人保証を外したいと銀行に申し入れましたが冷たく拒絶されました。公表後もしつこく要請した結果、現在では個人保証を外すことが出来ました。そのために、1)会社と私をより明確に区分した、2)健全な財務体質を構築・維持する、3)四半期ごとに会社の業績を報告する、悪い情報は早く伝える、といったことを継続しています。特に情報開示に関しては、銀行からもこれほど詳細に開示する経営者を見たことがないと言われています(ファンドマネージャー時代の運用報告書を書くイメージで書いています)。

個人保証をするという事は、中小企業の経営者にとって非常に大きな重圧となります。これが無くなると、多少肩の力が抜くことが出来ますが、業績が悪化し続けると再度個人保証を求められるので、気を抜くことはできません。

おまけ
台風10号に関東直撃は避けられましたが、夕方に岩手県に上陸の見込みとの事。大きな被害が出ないことを祈ります。

| お仕事 | 07時28分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トップダウンとボトムアップ、その2


私が米国株式の運用をした時代の話。運用のプロセスも、トップダウンとボトムアップの組み合わせでした。

トップダウン。米国では、週単位、月単位、四半期単位、で発表される景気指標が数多くあります。それを全てフォローして、景気が良くなるのか悪くなるのか予測をします。景気が良くなるのなら景気敏感株(自動車株、ハイテク株、機械株等)の比率を引き上げよう、景気が悪くなるなら安定成長株(薬品株、食品株、飲料株、金融株等)の比率を引き上げようと投資方針を決めます。株式の組み入れ比率は、株式100%の投資信託だったので、常時株式の組み入れ比率を高位に維持したので、組み入れ比率を上げ下げすることはあまりありませんでした。

ボトムアップ。薬品株の組み入れ比率を引き上げようという方針が決まると、数多い薬品株の中からどの銘柄を選ぶか個別銘柄の分析(ボトムアップ)で決めていきます。

最後は、ポートフォリオ全体で過大なリスクを取っていないかチェックをしてポートフォリオを構築しました。他のファンドマネージャーは、投資魅力の高い個別銘柄を集めてポートフォリオを構築するファンドマネージャーもいました。この場合、特定の業種が全くなかったり、非常に多くなったりする可能性があるので、私はトップダウンとボトムアップの組み合わせを使っていました。今もその考え方は変わっていません。

おまけ
大型で強い台風10号、明日午前中に関東地方に接近予報。要注意です。

| お仕事 | 07時24分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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トップダウンとボトムアップ


トップダウンでは何らかの意思決定をする際に上の立場にある人間が決めてしまうのに対し、ボトムアップでは下の立場にある人間が様々な考えを出して話し合いをして全体として決めるという方法です。もしくは、全体方針を最初に決めるのがトップダウン、個別の案件の積み上げがボトムアップ、とも呼びます。

私は大学では経営学を勉強し、卒論は「人事管理とリーダーシップ」というものでした。今では残っていないので読めませんが、多分内容は低水準だったと思います。働いた経験がない人間が会社組織論を書いているわけですから、中身は大したことがなかったはずです。ただ、今でも覚えている基本的な骨子は、「平常時はボトムアップで部下の意見を吸い上げて結論を出して部下のやる気を引き出すのが良い。緊急時は、トップダウンでトップの人間が速やかに指示を出して速やかに行動するのが良い」という考え方でした。

私が会社を運営する形は、ボトムアップを中心にトップダウンを一部ミックスするというものです。一番肝心な営業の売上予算はボトムアップですが、個々の数字を積み上げるだけでは黒字になる予算にはならないのが普通です(営業は100%達成できる安全な予算を作るからです)。私はトップダウンで決めた後にボトムアップを組み合わせます。まず、営業黒字を確保するのに必要な限界利益額を算出します。限界利益とは、売上金額から販売量や生産量に連動して増減する材料費と配送費を差し引いた金額を指します。それに対し、人件費、税金、燃料費、減価償却費、賃借料、通信費、修繕費といった売上や生産量に関係なく発生する費用を固定費と呼びます。固定費総額に確保したい営業利益と賞与金額を足した金額を私は必要限界利益と呼びます。営業部門に新年度の予算を作成するように指示を出す時には、これだけの限界利益額が必要だという事だけ示します。この金額をいかに達成するかは、営業部門がボトムアップで考えることになります。従って、トップダウンとボトムアップの混合型と言えます。

社長が売上を勝手に一人で決めて、営業一人一人に勝手に割り振るのがトップダウンです。しかし、営業マンが自分の予算作成に関与せず、上からの指示で決まってしまったら、達成できなくてもこんな高い予算を作成した上司が悪いと、やる気が最初からなくなります。
人間は、他人が勝手に決めた事に対しては達成意欲が低く、自分が関与して決めたことは何とかして達成したいと思うのが普通です(但し残念ながら、必ず達成できるとい保証はありません…)。

トップダウンとボトムアップの適切な組み合わせが有効だと私は思います。

| お仕事 | 07時28分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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生活満足度と幸せ


人が幸せと感じる要因として、最初に頭に浮かぶのがお金です。収入が高ければ高いほど、住居や食事、衣服や嗜好品や趣味にお金をかけて贅沢が出来ます。しかし、米国のノーベル経済学者の研究によると、幸福感は年収75,000ドル(750万円)までは収入に比例して増大するのに対し、75,000ドルを超えると比例しなくなるそうです。なぜ、収入が高いほど幸せとならないのか?その理由は、お金によって満たされるのはあくまでも「生活満足度」だけで「幸福度」ではないから。生活満足度は幸福を作る要素のひとつにすぎません。生活満足度は、家、車、外食、旅行などの消費で得ることができるが、次第に飽きてしまうもの。幸福とは、生活満足に加えて心を満たしてくれるもので、家族、友人、仕事での満足感や達成感、充実した人生等、お金で買えない「プライスレス」のものです。生活満足度は他人と比べられるもの、幸福度は他人と比べられないものと言えます。75,000ドルに達すると、基本的な生活をするには支障が無くなり、それ以上の収入は生活満足度を引き上げても幸福度にはあまり寄与しません。年収が高いと「快適」であり「便利」になるが、必ずしも幸せとは関係ないようです。

ちなみに、年収がもっと上がると、生活水準が上がり、教育費や趣味への出費などがかさむし、仕事の責任が重圧となったりするので、年収の増加に幸福度が比例しないのは間違いありません。

仕事に専念して昇進して収入が増えても、心が満たされるかどうかは別です。収入が増えると生活満足度は上がっても、心が満たされない場合は幸福度が低いままです。昨日のブログで「人間は比較することで幸せを感じる」と書きましたが、正確には『生活満足度が上がる』が正しいと言えます。

以前マスターカードの広告が「プライスレス」という言葉を使いましたが、人間の真の幸せはプライスレスな事柄(人に愛される、人に必要とされる、人の役に立つ、人にほめられる等)にあると思います。

*以上の文章は9月12日号のプレジデント誌の記事を参考にしました。

| いろいろ | 07時31分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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