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2016年04月28日
プレジデント誌に掲載された記事です:
『日本郵船グループが運用する豪華客船飛鳥2。評価が高く、高齢者を中心に大人気のようです。船旅の楽しみは食事(周囲の景色は大海原ばかりです)。飛鳥では複数のレストランやルームサービスで和洋中から選べるようになっていて、毎日食べても飽きないそうです(太りそうで心配ですが)。通常の食事時間以外でも軽食を楽しめる。夕刻には毎日エンタテイメントがあり、音楽、ダンス、落語、など豊富。こういった至れり尽くせりのサービスが押し付けではなく、各客室に配られる船内新聞で案内されて、自分が参加したいものを選びます。飛鳥のオペレーションは「お任せ」の気楽さと「選択」する喜びの絶妙なバランスで成り立っている。自分で何を食べるか何をするか考えて決めるのは面倒だが、全て決められていると息苦しくなる。「お任せ」と「選択」のバランスが大事である。』
豪華クルーズは長期間にわたります。一方、格安日帰りバスツアーはあっという間に終わります。日帰りツアーでは押し付けられても客は不満を感じません。逆に盛りだくさんの方が喜ばれます。もし長期間の豪華クルーズの旅で全て押し付けられたら、不満だらけの旅になります。
商談の場でも「お任せ」と「選択」の使い分けが大事だと思います。大学の一般教養を学ぶ教養課程は「お任せ」、高度な専門分野を勉強する専門課程が「選択」に該当します。車の販売店で特別価格の限定モデルは「お任せ」、オプションで自分好みの車に仕上げるのが「選択」。段ボールでも、営業マンが勧めるパターンと複数の選択肢から顧客が選ぶパターンがあってもおかしくありません。自分が選んだものに対する満足度は高くなる可能性があり、押し付けられたものに対する満足度が低くなる可能性があります。とすれば、顧客が自分で選んだつもりになっても、実際は営業マンが勧めたものが、顧客が納得して選んだものになるのが理想的な商談の進め方と言えます。
来週はカレンダー通り出社していますが、次回はGW明けの5月9日となります。
おまけ
舛添東京都知事の経費無駄使い。東京都民として許せません。
おまけ
今日は雨。東京は4週連続の雨の木曜日だそうです。
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| お仕事
| 07時31分
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2016年04月27日
現代社会人は疲れの塊と言っても言い過ぎではないくらい疲れていると思います。そこで、日経グッディに掲載された標題の記事を紹介します。
(1) 麺類やパンより「米飯」がおすすめ!麺類やパンなどで済ませる食事では限られた栄養成分しか摂れないケースが多いが、米飯を規則正しくしっかり摂ると副食が豊かになるため、相対的に栄養バランスが良くなると考えられるという。(糖質制限をしている人もご飯の方が良いということですね)
(2) ビタミンCなどの抗酸化成分をしっかり摂ろう(昔からの常識です)
(3) 寝る前1時間は脳を興奮させない。自律神経のバランスを正常に保つため、寝る1時間前には交感神経を高めるような活動――たとえば、仕事のメールを打つ、テレビを見る、スマートフォンを見る、激しい運動をするなどは避け、リラックスして過ごすようにしよう。(スマホやパソコンの光を長時間見ているのはどちらにしても良くありません)
(4) 1時間作業をしたら5分間の休息をとる。席を立って少しでも動くようにすると、末梢循環が良くなり、疲労の蓄積度が違ってくるという。(トイレ、コピーを取る、などして椅子に座りっぱなしは避けたいですね)
(5) ポジティブシンキングを心掛ける。何事も嫌々やるとストレスのもと。長くストレスを引きずると神経・免疫・内分泌系の悪循環につながるので、嫌なことをやらされたときは「成長するために与えられた試練」だと都合よく解釈する、嫌なことはすぐ忘れる、などポジティブにとらえたほうが断然良い。(頭でわかっていても、なかなか切り替えられません…)
(6) 笑う・泣く。笑う、泣くなど感情を表に出すことで、ナチュラルキラー(NK)細胞の免疫活性が高まり、免疫力が上がることがわかっている。(思い切り涙を流すと気持ちがさっぱりします)
(7) ウォーキングなどの有酸素運動を行う。ウォーキングなどに代表される有酸素運動で末梢循環が良くなり、細胞の修復を早め、疲労回復効果があることが明らかになっている。(きつい運動ではなく軽めの有酸素運動です)
入浴はマッサージ効果と温熱効果が得られるので、通常の疲労の場合、高い疲労回復効果が期待できます。ただし、入浴にもエネルギーが必要なので、重度の疲労の場合はかえって疲れてしまうこともあるので要注意。熱すぎるお風呂は避けましょう。
他に、犬や猫に癒される、アロマなどの香に癒されることも効果があるとされます。自分にできる方法、あっている方法を試してみましょう。
おまけ
三菱自動車。相当悪質です。もっとも、自動車の公表燃費を信じる人はほとんどいませんが…(実燃費は公表燃費の7割程度と言われます)。
| いろいろ
| 07時31分
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2016年04月26日
日本の景気はパッとせず、インフレ率も日銀の目標2%には程遠く、原油価格が下がり円高になったので、物価にはますます下がりやすくなります。そうすると、10年国債のマイナス利回りは、けっこう長期化する可能性がありますが、マイナス金利は良くないと私は考えています。
マイナス金利でプラスマイナスがどのように出るか考えてみます。
●国:1千兆円の借金を抱える国は、国債金利がマイナスになるという事は利払いが減るのでプラス。
●日銀:国債を満期まで持っても利息の合計金額以上の損失を国債の償還時に出すので、マイナス。
●国民:預貯金金利は下がりマイナス(すべての国民が該当)、住宅ローン金利が下がりプラス(住宅ローンをこれから使う国民と低金利に借り換える国民のみ)、生保の予定利率が下がるので新たに入る生命保険の保険料が上がりマイナス
●企業:借入コストは下がるのでプラス(新たにお金を借りて設備投資をするかどうかは別問題)、企業年金は国債利回りがマイナスになると予定利率を下げるので会社が負担する保険料を引き上げなければならずマイナス(国の年金も同じ)
●銀行:集めたお金を国債に投資できなくなりマイナス、行員のベアストップでマイナス
●生保:一時払い終身保険の販売停止など商品戦略に大きな影響でマイナス
●日本のイメージ:マイナス金利にしなければならないほど景気が悪いのかと海外から見られマイナス
●安倍首相:アベノミクスの3本の矢の内の成長戦略が機能していないと見られマイナス
全体で見れば、マイナスが大きいと私は考えます。マイナス金利は早急に止めるべきだと私は思っています(というか、元々やるべきではなかったと思っています)。
おまけ
東京五輪のエンブレム。いろいろ意見があるようですが、もともと全員が賛成するデザインはあり得ません。市松模様は日本独自の柄なのでOKだと私は思います。
| 経済・社会
| 07時26分
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2016年04月25日
標題の本を読みました。私はトヨタの車を愛車として保有したことがありません。トヨタの車を好きと思ったことはありません。国産車では、日産、ホンダ、マツダ、富士重工の車には乗りましたが、トヨタは皆無です(会社の営業車の多くがプリウスですが…)。
でも、トヨタの社長の豊田章男氏には興味があります。自動車メーカーの社長がカーレースに参加するというのは、海外では稀にあるかもしれませんが、日本では間違いなく豊田氏だけです。社長がカーレースのような危険なことをすべきではないと反対されるのが普通ですが、豊田氏はそれを押し切ってレースに参加しました。豊田氏は根っからの車好き、運転することが好きな人物です。マツコ・デラックスがテレビ番組の企画でトヨタの工場を訪れた際に、豊田社長が工場を案内し限定販売したレクサスLFAというスポーツカーにマツコを乗せてドライブした様子を見て、日本最大の企業のトップにもかかわらずフランクな人物だと思いました。
豊田氏はトヨタのテストドライバーの故成瀬弘氏を運転技術とレースの師匠として、車の運転技術を身につけてドイツの24時間レースに参加するまでになりましたが、成瀬氏はドイツのニュルブルクリンクサーキットでLFAをテストドライブ中に事故で亡くなりました。豊田氏が成瀬氏の葬儀で読んだ弔辞を読むと涙が出ます。社長と一テストドライバーという関係ではなく、父と子、師匠と弟子の関係という固い絆で結ばれた二人の物語をこの本では描いています。と同時に、トヨタという巨大製造業を継ぐ豊田氏の心情も描かれていて興味深く読みました。
この本を読んで、豊田章男氏が社長を務めるトヨタの車なら、一度は試乗してもいいかなと思うようになりました。
おまけ
大分県への義援金を送るために、初めてふるさと納税をしました。
| 本
| 07時39分
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2016年04月20日
スマイルコンシェルジェと称し、笑顔の研修「笑みトレ」を考案した「たき れいこ」氏の話を聴く機会がありました。
●貴方の笑顔は、上の歯が6本もしくは8本見えているか?上の歯を見せる笑顔はあなたに敵対意識を持っていませんという事を意味するそうです。タレントの笑顔の写真は上の歯が見えているものがほとんどだそうです。そのセミナーで私の笑顔を写真に撮ったら、歯を見せていませんでした。その笑顔を今三でした。
●口をすぼめて「ウー」、口を横に広げて「イー」を数回繰り返す。顔の筋肉を動かして、ほほを1センチ上げるだけでも笑顔が良くなる。
●部下はあなたの笑顔を見ているのではなく、真顔を見ています。真顔が怖かったら、社内の雰囲気は悪くなります。
●話す時は、目と眉も使って話す。目と眉を動かして、表情を豊かにしたほうが良い
●普段の話すトーンを柔らかくポジティブな表現を使う。普段から厳しい表現を使うと、本当に厳しいことを伝えなければならない時も聞き流されてしまう。柔らかい表現をする人が厳しく話すと、効き目が出る。
●自分の話し癖(やっぱ、一応、とりあえず、語尾を伸ばす…)を認識し、ポジティブに話す。
●相手の話を最後まで聴いて、自分も最後までキチンと話す。話の途中で腰を折ることは避ける。
●眠る前に今日1日の感謝をする人がいます。眠る前に10秒スマイルをすると、翌朝の表情も違ってくる。
●メラビアンの法則。人が話を聴くとき、55%が視覚情報(表情、身振り、服装、顔色等)、38%聴覚情報(元気な声、疲れた声等)、7%言語情報(話の内容)で情報を得る。話し方が印象に残るという考え方。例えば、怖い顔で部下をほめると怖い表情が印象に残ってしまうので、視覚情報が大事という事。ほめる時に笑っていると、内容と表情が一致しており問題ない。
●部下から資料を受け取る時、相手を見て笑顔で「ありがとう」と言うのと、目も見ないで無表情に「そこに置いといて」というのでは大きな違いが出る。
社長、部長、課長といった管理職はムードメーカー。ムードメーカーの表情や話し方だけでも、チームのモチベーションが大きく異なってくる。部下を持つ人は笑顔を忘れずに。
次回は4月25日月曜日です。
| いろいろ
| 07時32分
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