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2016年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年04月

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春バテ


春バテという言葉があるようです。週刊文春に掲載された記事からポイントだけ抜粋します。

『生活と気象の変化が目まぐるしいこの季節、夏バテならぬ春バテが蔓延している。3月~4月に何らかの不調を感じたことがある人は全体の約8割。「イライラする」「気分の落ち込み」「肩こり」「手足の冷え」「体がだるい」等春バテ特有の症状が多い。高気圧と低気圧が頻繁に入れ替わるこの時期は自律神経の切り替えがうまくいかなくなる。天候が変わりやすく、毎日の寒暖差が大きいことがダメージになる。春バテを予防するための方法。
1. 体を温める。40度以下のお風呂に10~20分ゆっくりつかる。季節負けする体力のない人は低体温が非常に多い。体温を上げて代謝や免疫が働くようにする。炭酸ガスの入浴剤を入れると効果的。
2. 外出時には衣類で温度調整を行う。スプリングコートやマフラー/ストール等を着用する。日中は20度でも朝晩は冷えます。
3. 冬よりも30分早い就寝を心がける。春は夜明けが早くなるから、脳の覚醒時間が早くなる。冬と同じ時間に寝ていると睡眠不足になりがち。
4. 睡眠前に目元を温める。目元を温めるとリラックスできる。
5. 幸せホルモンと呼ばれる脳内物質のセロトニンを増やすために、太陽の光をしっかり浴びる。ウォーキングなどのリズミカルな運動も有効。
6. セロトニンの材料となるトリプトファンという必須アミノ酸を取る。食事は豆腐、納豆、みそ等の大豆製品、牛乳、バター、ヨーグルト、チーズ等の乳製品、バナナがおすすめ。春にピッタリな食事がトンカツ定食。肉でエネルギー、キャベツで整腸作用、しじみの味噌汁で二日酔い防止。』

たしかに、この時期は日替わりで暖かくなったり寒くなったり気温差が大きいうえに、花粉が飛散し、4月になると新しい職場で気疲れします。さらに、歓送迎会もあり飲む機会も年末ほどではないにしても増えます。この時期、バテバテ感がでたら、上記対策を是非お試しを。

おまけ
4月から、通院して調剤薬局で薬をもらう時に、「おくすり手帳」を持参しないと40円高くなります。通院して薬をもらう時は「おくすり手帳」をお忘れなく。
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| いろいろ | 07時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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後継社長


私は4月1日で63歳になります。65歳以上を一般的に高齢者と呼ぶので、あと2年で高齢者と呼ばれる年齢になります(映画館では既にいつでも千円で見られる年齢になっていますが…)。

企業の信用調査を行う帝国データバンク社の調査によれば、社長の平均年齢は59.2歳とのこと。2 月時点の『人口推計(概算値)』では、国内の高齢者(65 歳以上)人口は3414 万人で、高齢化率は26.9%まで上昇しており、社長業においては60 歳ではまだまだ現役とも言われるが、事業承継を蔑ろにしていては、10 年20 年後の会社成長は望むべくもない、と説きます。帝国データバンクでは、後継者の実態について分析可能な28 万9937 社(全国・全業種)を対象に、後継者の決定状況などの後継者問題について調査しました。その結論は
1.国内企業の 3 分の2 にあたる66.1%が後継者不在で、前回調査から0.7pt 上昇
2.社長が 60 歳以上(高齢社長)の企業では半数の50.0%が、「80 歳以上」では34.7%が後継者不在。
3.後継者のいる企業における後継者の属性は、「子供」が構成比38.6%で最多となる一方、「非同族」が32.4%に上昇。

80歳以上で後継者不在だと、その会社はほぼ継続不可能と言えます。業種で見ると、製造業は60%を下回り、建設業やサービス業では70%を上回ります。売上規模「1 億円未満」の零細企業では、後継者不在企業が全体の78.2%まで上昇し、1-10億円で68.5%、10-100億円で57.5%と規模が大きくなると不在率が下がります。

経営者自身が、安定した事業承継は経営者が負った社会的義務であるとの意識を強く持つ必要があるだろうと、同社はまとめています。

コーワは後継者と社長の交代時期も決めて、準備を4年前から始めています。社長は会社を成長させて50点、後継者にうまくバトンタッチして100点と言われます。私は会社の規模を大きくしたとは言えないので、せめて後継者にうまくバトンタッチして50点を取りたいと思います。

おまけ
保育士不足が話題になっています。給与が低いことが原因と言われますが、クレームを頻繁に出すモンスターペアレンツの影響もあるそうです。それと待機児童が多いのは大都市圏で目立つのであって、地方ではあまり聞かないようです。大都市集中の弊害とも言えます。

| お仕事 | 07時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ウソと先入観


経営コンサルタントと称する日本人SMK氏(イニシャルのみ)が学歴・経歴詐称で騒動になりました。経営コンサルタントは、入学すらしていない海外の大学や大学院を修了したとウソをつき、経歴もどうやらインチキだった模様ですし、純粋日本人なのに整形をして名前もハーフのようにしたと疑惑がもたれています。テレビ局関係者は、コロッと騙されたのですね。彼は、今後のビジネスを騒動以前と同じように行うことは難しいと思います。本人がウソをついている期間は、いつかばれるのではないかと心穏やかではなかったと推測します。しかし、今はホッとした感じがあるのではないかと思います。

しかし、なぜウソをつくのでしょうか?おそらく日本人は高い学歴や立派な経歴に弱いという特性と、持っていないモノ(学歴や経歴)に対するあこがれが背景にあると思います。以前勤めたスイス系金融機関に東大卒の新人がいましたが、不器用で要領が悪く仕事のスピードも遅く東大卒といっても人それぞれだと感じました。東大卒だから優秀で仕事ができるとは限らない。私が昔想ったことがあります。一流大学でも出来が悪い学生と二流大学でもトップクラスの学生では、後者の方が優秀だということ(何を持って一流、二流と区別するかはここでは論議しません)。テンプル大学卒(レベルはあまり高くありません、といってもそれを知っている日本人は限られます)、ハーバード大学院のMBA(経営修士号)を持っていると、それだけでこの人物は優秀だと先入観を持って、騙されてしまいます。だから学歴・経歴詐称をしてしまうわけです。

これは会社でも同じで、大手企業というだけでさぞかし立派で高い品質の製品とサービスを提供しているのでは?と思ってしまいます。逆に中小企業というだけで、製品の質や提供するサービスが大手に劣ると先入観を持たれてしまいます。この先入観を覆すには時間と労力が要ります。テレビドラマの「下町ロケット」でも、阿部寛が社長を演ずる「佃製作所」よりも小泉孝太郎演ずるNASA出身の社長の「サヤマ製作所」の方が優れていると思われてしまいました(最後はちゃんと結果が出るのですが…)。しかし、見る人はちゃんと本質を見てくれます。中小だからと言って、大手に劣るわけではありません。

ブランド、学歴・経歴、ネームバリューなどに惑わされず、本当の実力を見抜く目を持ちたいと思います。

おまけ
私の学歴、経歴にウソはありません、念のため(笑)

| いろいろ | 07時22分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「名将の条件」野村克也著SB新書 続き



監督が己に対して厳しく、常に知識や情報の収集に努め、成長しようとする姿勢を見せていれば、選手たちもおのずと同じような姿勢になってくる。これはどんなに時代が移り変わろうと、絶対に廃れることのない、私の哲学と言い換えてもいい。

指導者はその立場を利用して、自分の理論を部下に披瀝して「こうしたほうがいい」等とアドバイスをしたがるものだが、これは慎まなくてはならない。なぜなら、選手たちの「自ら考える力」を奪ってしまうからだ。自分で考えさせる癖を身につけさせることで、自分で考えて行動できるようになってくる。考えて行動できない人間は「答えを教えてくれるからいいや」と安易な考え方になって、伸びしろだって少なくなってしまう。(コーワの社是と一致します)。

周囲の人から「いい人」と言われるような人は、その場の空気を読んで臨機応変に自分の考え方を変えてしまう。その理由はただ一つ。「意見の衝突が避けられる」からだ。歯科も上司の側は「それが当然」と思っているのだからタチが悪い。しかし、組織を率いている以上は「俺はこういうやり方でやっていく」という他人には絶対譲れないゆるぎない信念があるものだ。明確に自分の指針を提示して。組織をその方向に持っていこうとすれば、必ず誰かと衝突する。誰からもいい人と言われているような人物は「これだけは譲れない」という信念に欠けているものだし、常に発言を訊いた人物の気分を損なわないようにしがちなのだ。それに加えて自分の哲学を部下に示せないような人物であれば、リーダーとしてふさわしいはずがないし、ちょとしたことで瞬く間に組織が崩壊してしまう危険性が高いことも肝に銘じておくべきである。

かつての巨人、とりわけV9時代の川上さんが監督の時には、人間教育に力を注いでいた。特に職人気質の多いプロ野球選手だからこそ、自分一人の力で上手くなった思わせず、素直さや謙虚さ、あるいは野球以外の一般常識に至るまで選手を指導し、一般社会で「も通用するような人間性を身に付けさせなければならない。だからこそ、当時の巨人には野球バカになる人間は少なかった。野球の技術だけでなく、人間学、社会学といった人間教育にも時間と労力を割き、組織づくりをしていける人物こそが、監督にふさわしいと私は考えている。

おまけ
ネットで見つけたいい言葉
「夫婦とは、自分の一生を相手に委ね、相手の一生を自分が担うものでもあるため、絆が大事になります。夫婦の絆が強くなれば強くなるほど、人間としても強くなり、家族としての絆の強さへとつながっていく。父親(夫)が子供のためにできるもっとも大切なこととは、母親(妻)を愛すること。」

| | 07時24分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「名将の条件」野村克也著SB新書


標題の本を読みました。野球解説を聴いていて、最も洞察深い解説をされたのが野村氏です。本の中から、参考になる部分を抜粋します。

私は常々、「人間は無視・称賛・非難の段階で試される」と言い続けてきた。その人間が箸にも棒にもかからない状態であれば「無視」、少し見込が出てきたら「賞賛」し、組織を担う中心的人物になったと認められる段階で「批難」する。ここでいう「批難」とは、『その程度で満足していたらダメだ。もっと成長して本当の中心になって欲しい』という期待が込められている。その真意を受け止め、悔しさを感じつつも「どうにかして認めさせたい、見返したい」と思って精進を重ねることで、その人間は真の一流になることができるというわけだ。

「この監督についていけば大丈夫だ」
「この監督の言うとおりにやれば、勝てるに違いない」
と選手に思わせることが大切であり、そのために人望や度量、風格、言葉、判断力、決断力、理論を身に着けることが必要だ。

たしかに努力は大事だし、努力しようとする姿勢は大切だ。だが、その方法を間違っていては、時間と体力を浪費するだけで、全てが水の泡となってしまう。私が日頃から「人間の最大の罪は鈍感であることだ」と言い続けているのは、この時の体験があるからだ。失敗を失敗として自覚していない者、失敗の原因を究明する力に欠けている者は、絶対に一流になりえない。些細な事に気付いて変化し、その変化が大きな進歩を招く。一流と呼ばれる選手はみな修正能力に優れている。同じ失敗は絶対にしない。二度、三度と繰り返す者は二流、三流。更に失敗を重ねていくような選手ではプロ失格なのである。では、失敗を重ねないようにするためにはどうすればいいか。感じる力を身につけることが大切で、感じる力とはその人間の持つ強い熱意、希望、夢だと思っている。

説得力を持った言葉や深みのある言葉など、様々な言葉を身につけておくことは指導者に欠かせない能力のひとつなのだ。

次回に続きます。

おまけ
今日プロ野球が開幕。セリーグは去年同様どんぐりの背比べ、パリーグはソフトバンクの戦力がダントツ。野球賭博問題を起こした巨人は、ペナルティーとして東京ドーム開催試合を当面無料開放にしたらよいのではと個人的に思います(サッカーでは観客ゼロの試合が実施されます)。野村氏の持論は「外野出身の監督はダメ」。高橋、金本、ラミレスの新人監督は全て外野手でした…。

| | 07時28分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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