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2014年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年12月

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部下に指示を出す時のポイント

若手社員を育成する立場にある先輩社員・上司・管理職の方は、部下に指示を出す時には、以下のような注意が必要です。

部下に仕事の指示を出す時に「明日中に」という場合があります。上司は遅くとも夕方の定時までと考えているかもしれませんが、若手社員は明後日の朝に上司の机の上にあればよいと考えて明日深夜まで作業をするかもしれません。急ぎであれば時刻まで指示し、時間がかかるものであれば今週金曜日17時までといったようにハッキリ指示したほうが、部下も間に合いそうにない時は連絡しやすくなります。私も大至急でとよく言いますが、私が大至急欲しいのが今すぐなのか、今日中なのか、相手は判りません。やはり、タイムリミットをハッキリ示す方が確かです。しかし、部下は悪いことは報告したがらない傾向があるので、間に合いそうになくても報告をしなかったりします。上司は、そんな時叱りたくなりますが、冷静に以下のように諭すべきです。「ビジネスでは結果として遅れてしまう事よりも、事前に遅れると判っていながら報告をしないことの方がよほど悪い」と。悪い報告を受けた時に、上司が怒り心頭になると余計に報告しなくなります。「間に合いそうにない」という悪い報告をしてくれてありがとう(実際はありがとうではないのですが)というくらいの気持ちが必要になります。

また、指示する際には、あまりにも多くの事を部下に一度に指示せずに、シンプルかつ手短にポイントを絞って話し、部下にメモを取らせて復唱させ確認させることも大事です。理解できたかどうか確認するには、イエスかノーかを確認して、ノーならどこが理解できていないか確認をさせると良いと思います。そして、日数がかかるものであれば定期的に進捗状況をするタイミングを示しておくとよいと思います。

また、何故この仕事が大事かという説明ができると、部下は仕事の意義を理解してやりがいを持てるようになります。これは必ずしもすべての指示に必要なわけではありませんが、大事な仕事だが単調な仕事の場合には有効です。

おまけ
セブン・イレブンでドーナッツをコーヒー売場の隣で売る試験販売をしています。40年前、アメリカのコンビニではコーヒーとドーナッツを一緒に売っていました。コーヒーとドーナッツは相性がいいです。セブン・イレブンが全国展開をすると、ミスドは影響を受けるでしょうね。

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| お仕事 | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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イイ子社員

モチベーション・アップ社に標題の言葉がありました。
イイ子社員の特徴は
マジメ、無遅刻無欠勤、仕事に一生懸命
しかし、
言われたことを言われた通りにしかやらない、言われたこと以外はやらない、言われないと動けない といった特徴もあります。小さい時からの教育のせいなのか、このままではビジネスの戦闘力が低い社員となってしまいます。

言われたことを言われた通りにしかやらない、言われたこと以外はやらない、言われないと動けないでは、仕事が面白くないはずだと思います。言われたことを言われた通りに出来るだけでも、言われたことを勝手に自己流に解釈して異なることをやるよりはましですが、物足らない感じがします。自分の工夫がなく、これをやったら相手に喜ばれるのではないかと考えて試してみる。一部の人は余計なことをしてと文句を言うかもしれませんが、多くの人は喜ぶのにそういう気を利かさない。言われないと動けない、いわゆる指示待ち人間です。

人から言われたことだけをたんたんとする仕事って面白いとは、私は思いません。言われたことに自分なりの創意工夫を加えて、仕事をやってみる。その結果が良ければ、仕事はより面白くなります。結果が思わしくなければ、もう一回違う方法を試してみると言った次の行動につながります。しかし、上司や先輩が「言われたことだけやっていればいいんだよ。自分なりのやり方を考えるのは10年早い」と言ったらおしまいです。自分で努力したことをまず認めてあげて、次回こうすればもっと良くなるといったアドバイスをすれば、やる気が出て仕事が面白くなると思います。自ら新しいことを考えないと文句を言うのではなく、新しいことを考えたがる環境や雰囲気を上司は提供しなければなりません。

イイ子社員をヤル気まんまん社員に変えるのは、社員の努力だけでなく、上司の努力も必要です。

| お仕事 | 21時18分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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もらってうれしいものは何ですか?

あなたは奥さん又はご主人、友人、社員、取引先、等からもらってうれしいものは何ですか?お金ですか?今日は給料日で、やはり銀行口座に振り込まれたのを確認するのはうれしいと感じると思います。しかし、よく言われるのが、適正な給料は必要だが、単に不満を解消するだけでヤル気を引き出すためには別の要因が必要、ということです。それが「動機付け要因」で、これが満たされると積極的な動機付けが行われ、更なる満足感を求めてヤル気が増すというものです。たとえ、これが満たされない場合でも満足感が減少するだけで、不満足感が増加することはありません。衛生要因とは反対に、プラス側にしか振れないメーターのようなものです。例えば、徐々に大きな仕事を任せたり、仕事の目標をクリアしたり、自身で成長を確認できたり、といったことが動機付け要因になります。

私は、私の家族と社員とその家族が健康で幸せで健康で笑顔で暮らせますようにと毎週日曜日の朝のウォーキングの時に近くの神社でお祈りしています。私がもらってうれしいと感じるのは、笑顔と「ありがとう」という言葉でしょうか。綺麗事を言っていると思う人もいるでしょう。しかし、賞与・昇進・昇給などはその時点ではうれしいですが、数か月するとその時のうれしさは間違いなく無くなっています。やる気も普通に戻っているはずです。しかし、笑顔や「ありがとう」という言葉の力は無くなりません。笑顔を見るたび、ありがとうと言われるたび、嬉しく思います。人の役に立って、人に認められて、人に感謝されて、人から必要とされて、人は初めて心からの幸福感を感じることが出来ると私は思います。さらに、「笑顔」と「ありがとう」はコストが一切かかりません(笑)。

お店で買い物したり、レストランで食事をしたりした際に、お店側が「ありがとうございます」と言うだけでなく、私はお店のスタッフに対しても「ありがとう」と言います。レストランでは「おいしかった」と伝えます(まずい場合は、何も言いませんが…)。その結果、次のお客に店員の笑顔が向かいます。笑顔の連鎖です。

貴方は何をもらうとうれしいですか?やっぱりお金ですか?それとも…

| 未分類 | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ANAの口ぐせ3 


「自分以外は、みなお客様」
お客様は社内にもいる。
工場で働いている人にとっては「後工程は、みなお客様」
  後工程の人が作業しやすいように気を使う
営業の最前線でバリバリ働いている人にとっては、「サポートスタッフは、みなお客様」
  出来る営業マンは、内勤スタッフからも信頼されています
経費などの清算をする時も、「経理担当者は、みなお客様」
  経理担当者が事務処理しやすいように整理して書類を渡す

CS(Client Satisfaction 顧客満足)を追求する場合、よくある誤解が「お客様は神様」「お客様のいう事は絶対」という自己犠牲の考え方。しかし、これでは本当の意味でお客様に喜んでもらうことは出来ない。CSの先には3つの幸せがあります。
「お客様の幸せ」   快適さ、満足感、喜び、感動
「会社の幸せ」    顧客の増加、リピーターの増加、収益の安定化
「自分自身の幸せ」  やりがい、プライド、生きがい

出来る営業マンは、社内でも評判が良く、あいつの頼みなら何とかしてやろうと言われます。出来ない営業マンは、あいつの頼みは適当にやっておけばよいと言われます。私は、昔から有能な営業マンは社内でも有能な営業マンだと言います。お金を支払ってくれる相手だけがお客様ではありません。やはり、社内であっても、相手に対して気を使う、礼儀を守る、約束を守る、といったお客様に対しての気遣いと同じことをします。

あなたにとって、家族もお客様であることをお忘れなく。

| 未分類 | 11時57分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ANAの口ぐせ 2

「小さいことほど丁寧に、当たり前のことほど真剣に」
仕事の大部分は小さくて当たり前のことで成り立っています。以前、当たり前のことを当たり前にやり続けることは難しく、他社がまねできないくらいやり続けたら、強みになって他社との差別化に有効と書いたことがあります。ANAでは、毎日毎便繰り返される業務の中で基本に忠実に仕事を続けていくために、ANA客室部門の社員が大切にしている言葉です。

当たり前の事とは仕事の基本です。当たり前なので意識さえもしないようなことにも真剣に取り組むことで仕事の基本をいつまでも忘れない。信頼は「当たり前」の積み重ねでしか得られない。「小さいこと」「当たり前のこと」をないがしろにした時、信頼は崩れます。信頼は、積み重ねるのに何年もの月日がかかりますが、失うのは一瞬です。納期や約束を守る、質問に対する回答を早く出す、相手のことを想う提案をする、といった当たり前の行動を永年続けて初めて信頼を得ます。しかし、不用意な言動で信頼を一瞬で失うことが多くあります。

やはり以前書きましたが、小さい仕事を完璧にできない社員に大きな仕事を任せることはできません。コピー取りを頼まれても、嫌々コピーをつくるのと、きれいにコピーを取ってその内容まで目を通すのでは大きな違いが生まれます。

日々の仕事で全社員がこれを実行できたら、非常に強い組織になるはずです。

おまけ
ある会社が採算を度外視した安価で大量受注もしくは新規顧客を獲得したという噂を聞きました。、私はそんな営業マンを評価しませんし、それを良しとする経営者も評価しません。採算を度外視した安価で受注するなら、営業のど素人でもできます。営業マンの醍醐味は、会社の採算を確保しながら顧客が納得しうるギリギリの価格を見つけ出し、交渉をまとめるのが有能な営業マンだと思います。
おまけ
今日、衆議院が解散します。一票の格差問題が解決せず、議員定数削減公約は果たされず、国民の信を問うとまずい結果が出るのは閣議決定、国民に都合の良い事項では信を問う安倍首相の姿勢はいかがなものかと思います。

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