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2014年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年12月

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『どんな問題も「チーム」で解決するANAの口ぐせ』中経出版

標題の本は、ANAビジネスソリューション社によって書かれました。
私は全日空(ANA)が好きで、昔海外出張する時はANAを必ず利用しました。ANAが国際線を運航する以前はJALを利用していました。ANAが国際線を始めた時のJALは国内線しか知らない田舎者のANAに何ができるか、という上から目線を感じました。また親方日の丸の意識も感じました。ANAは国際線後発の立場から、必死の努力を重ねました。結果、JALは破たんし企業再生となりました。ANAは、2013年に「エアライン・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、定時到着率や欠航の少なさで世界一の評価を受けました。また2年連続で「エアライン・スター・ランキング」で5スターキャリアの認定を受けました。

この本の中で紹介された事例を複数回で紹介したいと思います。

「個人の能力xチームワークxモチベーション=組織力」
チームで仕事をするという事を当たり前にすると、1人だけでは得られない成果を得ることが出来る。基本は、皆で取り組み、皆で解決していく事。ここでのポイントは掛け算であるという事。個人の能力がいくら高くても、チームワークがなければ成果はゼロになります。「チーム」とは、ただの人の集まり(グループ)とは違います。チームの定義とは「一つの目的のために集まった人たち」です。フライトの操縦士たちとキャビンアテンダント(CA)はいつも同じメンバーではなく、多くのメンバーが初めて一緒に仕事をするケースも多く、長年一緒に働いてチームワークが既に出来ているのではなく、初めて会った人たちともチームワークを発揮して、個々人が持つ能力とモチベーションを掛け合わせて強いチームになります。言うべきことを遠慮して伝えない表面的な仲良しチームも避けられます。

おまけ
1ドル=118円を付けました。円安による原燃料価格の上昇を転嫁できず倒産する中小零細企業が増えていると報道されました。アベノミクスがスタートした2012年12月のドバイ原油価格105.67ドル、2014年10月86.72ドルと18%安。これに円安が進んだドル円レートを掛けた1リットルあたり円建て価格が55.55円、58.94円と上昇しています。原油価格が下がっていても円安で円建て価格は上昇。中東地域で何か紛争などが起きて、原油価格が110ドルに急騰するようなことが起きると、倒産企業数が急増すると思います。円安に歯止めが必要です。

| | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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管理職の仕事


係長、課長代理、課長、次長、部長、取締役、常務(専務)取締役、代表取締役といった役職があります。代表取締役は経営者なので、管理職とは通常呼ばれません。代表取締役を除き、係長以上は管理職と呼んでも差し支えないと思います。管理職の役目とは何か?
自分が仕事を抱え込んですべてを一人でやることではありません。自分の仕事を部下に渡して、部下に仕事をしてもらい成果を出してもらうことが大事な仕事です。係長では自分が仕事を直接的に担当する比率が高く、部下の指導育成・他部門との調整・全体を見て仕事をスムーズに動かすために施策を考えるといった管理職としての役割の比率はまだ高くありません。役職を一段上がるたびに、管理職としての役割の比率が増してきます。私は、代表取締役は自分が仕事をするのではなく、社員が働きやすい環境を提供し、社員が仕事を行う事で成果を出すことが本当の仕事だと思っています。

日本の企業の強さは、中間管理職がしっかりしていることです。中間管理職がしっかりしていない企業は長続きできません。これまで会社が長続きしたから、自社の中間管理職がキチンと役割を果たしていると思い込んだら危うくなります。

中間管理職に私が望む役割
・仕事を自分で抱え込むのはもってのほか。仕事を部下に任せ、自分はより付加価値の高い仕事に注力する。
・先を見た仕事をする(心がけるではダメです)。課長は3か月先、部長は半年先、取締役は1年先、社長は3年先を見ろとよく言われます。社長が目先の仕事に捕らわれている会社はつぶれます。課長が今日の自分の仕事に固執して、部下に責任を持たせて仕事を任せなかったら、その課長は一般社員に戻ったほうがいいでしょう。
・全体を見た判断をする。自分の部署最優先ではなく、会社が良くなるにはどうしたら良いのかを部署の垣根を越えて議論するのが管理職です。他部門に遠慮して発言しないのは、愚の骨頂です。他部門との調整を図り、全体を良くするのが大事な仕事です。
・部下の声に耳を傾ける。部下が相談しやすい環境・雰囲気を作り出す。部下が話しかけない管理職は失格です。
・部下に明確な指示を与える。部下がどっちにもとれるような曖昧な指示は絶対しない。
・管理職は考えることが大事な役目です。自分の上司の意見をいつも待っているようではダメです。

人を通じて成果を出すというのは容易ではありません。自分がやったほうが簡単かもしれません。しかし、自分ですべてやってしまったら管理職ではありません。指導し、仕事を任せた部下が成果を出した時のうれしさは管理職の醍醐味だと思います。

| お仕事 | 07時33分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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安倍首相の誤算とまやかし


安倍首相が衆議院解散・総選挙を行うのが確実になりました。昨日発表された7-9月期の実質GDP成長率が、市場予想のプラス成長(0.4%~2.0%)に反して、前期比年率換算で実質マイナス1.6%成長となり、株価は急落17,000円を割り込みました。消費者の実感に近い名目GDP成長率は年率マイナス3.0%とさらに落ち込みました。4-6月期の年率マイナス7.1%に次いで、二期連続マイナス成長となりました。二四半期連続でマイナス成長を景気後退と呼びます。円安の恩恵を享受できない中小企業にとっては、「景気後退」と言う言葉を実感できます。

安倍首相は事前にGDP速報値の情報をつかんでおり、解散することを決めたのかもしれません。実際は17日に発表されるGDP成長率を見たうえで、法律で定められた消費税率の再引き上げを判断するとありました。4-6月がマイナス成長、7-9月がV字回復で消費税アップと行く目論みでした。法律でも経済状況を勘案して見直すことが出来る文章が入っています。従って、8%をさらに10%に引き上げるのが困難と判断したら、解散・総選挙等行わなくてもできます。なのに、700億円近い費用をかけて無駄な選挙を行います。

アベノミクスは、一本目の矢が日銀の大規模金融緩和、二本目の矢が財政出動、三本目の矢が成長戦略から構成されています。一本目の矢は大幅な円安・株高をもたらし輸出企業、大手企業、デイトレーダーたちには大歓迎されましたが、一般消費者にはマイナス面しか感じられません。二本目の矢は、人手不足、資材価格高騰で思うように公共投資が実施できません。また昔に比べて公共投資が景気に波及する力が弱っています。三本目の矢は、ほとんど成果らしい成果が見られません。安倍首相は、株価が上がることがアベノミクス成功の証だと思っているようですが、とんでもない間違いです。

以前にもちょっと書きましたが、この解散・総選挙に大義はありません。自民党の勝手な党利党略で行われるものです。安倍首相が消費税率引き上げの延長を選挙で国民の信を問うといいますが、アベノミクスの失敗を認めたくないだけだと思います。アベノミクスによってもたらされた現在の景気状況を歓迎している人は限られた分野の人だけで、多くの国民がアベノミクスに懐疑的になっているのを選挙でごまかすだけです。

解散・総選挙が実施されて、自民党に対抗できる野党がなくなりました。投票したい政党がありません。ましてや、私が住む荒川区の自民党候補者は赤い服の松島みどりです。棄権は嫌なので、白紙投票でもしようかなと思ってしまいます。

| 経済・社会 | 07時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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長寿企業


企業の信用調査サービスを提供する帝国データバンクの話を聴く機会がありました。
企業の平均年齢が35.6歳で、100年以上の社歴を持つ企業は27,335社あるそうです。100年を超える長寿企業が多い業種は、清酒製造、貸事務所、酒小売、呉服服地小売り、旅館・ホテル、婦人・子供服小売、ガソリンスタンドなどだそうです。貸事務所は、老舗のコメ販売店や本屋がビルを建てて事務所として賃貸業を開始。本業の商品が売れなくなり、貸事務所が本業となったパターン等が多いそうです。長寿企業の6割は、創業当時の商品、サービス、販売方法などを変更する業態変更を行っているそうです。また8割は、家訓、社訓、社是があり、自己資本比率が高く、効率が悪いという特徴があるそうです。これらをコーワで見ると、1889年に織物染色業として創業、1961年に段ボール製造業に変更。社是を有し、自己資本比率が40%近くと中小企業としては高く、効率が悪い部分があり、長寿企業の特徴が当てはまります。

長寿企業の3つの特徴
・事業承継の重要性
多くの中小企業では2/3が後継者不在だそうです。社長が80歳以上でも、1/3が後継者不在だそうです。後継者不在の企業がキャッシュを生み出す力は、後継者がいる企業の半分以下だそうです。特に社長が70歳を超えると、キャッシュを生み出す力が急激に落ちるそうです。また、老舗企業は同族の後継者比率が高く、約9割との事。銀行も社長が高齢で後継者不在の企業に融資をしたいとは思いません。コーワには後継者がいますし、キャッシュを生み出す力が衰える70歳迄にバトンタッチする予定でいます(笑)。
・取引先との友好関係
長寿企業の強みは、信用、伝統、知名度、地域密着度、信頼度、顧客の継承、品質、社歴の長さ、仕入先の継承、社風の順だそうです。コーワは30年、40年間取引が続いているお客様がかなりいらっしゃいます。また仕入先もずっと変わっていません。安い仕入先があると、長い付き合いの仕入先をいとも簡単に切ってしまう会社があります。コーワは長いお付き合いを大事にします。コーワは「お取引先と長期間にわたるパートナーシップを築ける会社を目指す」ことを目標にしています。
・番頭の存在
経営者一人では限界があります。番頭役は社長にノーと言える嫌われ約を厭わずにできる人が望ましいとされ、後継者には世代交代の際のつなぎ役、調整役、黒子役、サポート役機能を提供します。社長に対するイエスマンではだめで、社長の暴走を止められる人物でないとダメだそうです。会社が破たんした白元は、長年の仕入先を切り捨て、番頭不在だったことで社長の暴走を止められなかった、事などが破たんの原因だったそうです。
私は社内でまだ面と向かって厳しくノーと言われたことがありません。慎重な性格で、暴走もせず、不合理な発言もしないせいだと思います。しかし、ユニークなアイデアが出ないというマイナス面を私は持っています。

| お仕事 | 07時23分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ここまでやるか?


国際後継者フォーラムを主催する二条彪さんのブログのおまけにこんな文章がありました:
『先日,あるホテルでルームサービスを頼んだわけです。伝票にサインをして,ドアまでお見送りをして,ドア閉まって。ふっと何気なく,ドアののぞき窓から外を見たわけです。特に意味はありません。そうしたら,ルームサービスを運んできてくれた若い男性が,私の部屋の閉まったドアに向かって一礼しているではありませんか!そして,ワゴンを引いて帰って行きました。

びっくりしました。いままでルームサービスをしてもらって,ドアから外を見たことがなかったので,知りませんでしたが,どのホテルでもこのようなことをしているのでしょうか。お届けしたあとのお客様の客室のドアに向かってお辞儀をしてもお客様には当然見えません。だからこそ,この行為はすごいです。見えないところでもこのようなことをすることにより,お客様に感謝する気持ちが形作られていくのだと思いました。

このホテルは,ルームサービスをするところですから,そこそこのホテルではありますが,御三家とか有名なラグジュアリーホテルではありません。すごい教育だと感服しました。』

旅館に泊まって翌朝出発する時に、車が見えなくなっても手を振っているスタッフ全員を見ることがあります。
来客者が帰る時に、エレベーターのドアが閉まっても頭を下げている人がいます(私はその真似をしています)。
レストランやアパレルのお店を出て、ずっと見送ってくれているスタッフがいます。
子供の中学受験の合格発表の会場で、不合格だった生徒の親に一生懸命話しかけている塾の先生がいれば(息子の塾の先生でした)、不合格の生徒を無視して合格した子供を胴上げしている塾の先生もいました。
あるスーパーでは、レジの女性が新しいお客が来るとお腹の前に両手をあててお辞儀をします。
電話が終わって、ありがとうございますという時に、頭を下げる社員もいます。

いずれもちょっとしたことですが、このホテル、旅館・お店にまた来よう、この塾にしてよかった、と思います。知り合いに、推奨します。こういう教育が出来ているお店や会社は、リピーターがあふれていると思います。

明日はお休みします。次回は11月17日です。

| お仕事 | 07時30分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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