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2014年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年09月

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短所と長所


以前に心理学者アドラーの紹介9回にわたってしたことがあります。その後も、アドラーの心理学に関連した本が次々と出版されています。今回買って読んだ本が、「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」(日本能率協会マネジメントセンター)です。その本の中からいくつか紹介します。

私は「コーワの社員はみんな非常にまじめです」とよく言います。しかし、裏を返せば「柔軟な頭から新しいアイデアを生み出すのが苦手」とも言えます。長所は別の視点から見れば短所、逆も真なり。人間は他人の短所を列挙するのが得意な生き物ですが、長所を列挙するのは苦手です。人は、相手の短所を理由に良い人間関係を構築できないと決め込みます。しかし、短所と見る部分も見方を変えれば長所となりえます。

(短所) (長所)
臆病 vs 慎重
かわいげがない vs しっかりしている
短気 vs 思いをストレートに表現できる
暗い vs 物静か
優柔不断 vs 安易に決断しない
忍耐力がない vs 切り替えが早い
威張っている vs 指導力がある
頑固 vs 信念が強い
ノーと言えない vs 相手に寛容である
口下手 vs 聴き上手
自立心に欠ける vs フォロワーシップがある
生意気 vs 意志を通す
おしゃべり vs 情報発信力がある

自分と人とのパーソナリティの違いを認めることが、良い人間関係を築くスタートになります。



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| いろいろ | 07時30分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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エドウィンの教訓

エドウィンというジーンズメーカーをご存知の方も多いのではないでしょうか?日暮里駅前に大型店を保有し、日本のジーンズメーカーとしては高い知名度を誇っています。私もジャージーデニムという伸縮性が高く、ストレスを感じないデニムを夏用冬用もっています。しかし、このエドウィンは2代目社長が財テクに走り、巨額の損失を出し2年前に私的整理を行い、今は伊藤忠商事の傘下に入り事業を継続しています。2代目社長は海外の大学で金融工学を学び、知り合いにも金融関係者が多く、おそらく自分の能力に過剰な自信があったのでしょう。為替や株式の取引を頻繁に行い、最終的には1千億円に及ぶ損失を出しました。1日に何度も取引を行っていたそうで、これは投資ではなく、投機もしくはギャンブルの域に達しています。またコーポレートガバナンス(企業統治)の欠如が甚だしく、株主総会や取締役会も開催されず、社長と親族に全ての決定権が集中していたそうです。グループ全体の売上は500億円で、財テクさえしなければ問題なかったはずです。大王製紙の前社長もギャンブルで会社を危機に追い込みました。

エドゥインの事例から学べることは、本業に徹して、財テクに走らず、コーポレートガバナンスをしっかりと確立することが大事という教訓です。

私もファンドマネージャーの経験があり、株式・金利・為替で儲け続けるというのは不可能とわかっているので(ファンドマネージャーとしての実力は、言わぬが花です…)、財テクに手を付けず本業に徹します。しいていえば、太陽光発電売電事業を2012年に決めた時は、事業リスクが非常に小さいうえに二桁の利回りが期待できたため決断しました。株式・債券・為替で二桁の利回りを小さいリスクで期待できるというのはあり得ません。太陽光の案件は、最初は眉唾物と思いましたが、詳細に調べたら大丈夫と判断し即決しました。取るリスクと期待できるリターンを比較して決断したわけです。私は「浮利」は追いません。

おまけ
涼しくなると夏バテが出やすくなります。要注意です。

| お仕事 | 07時25分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クレジットカード

おそらく、皆さんの多くがクレジットカード(以下、カード)の1枚や2枚は財布の中に入っていますよね。便利です。昔は、夏のボーナスが出たら◯◯を買おうといった行動でしたが、今は夏のボーナス一括払いという便利なものがあるのでボーナスが出る前に高額商品を購入します。また、リボ払いといって高額商品を買ったとしても毎月一定金額を支払えば、次の高額商品を支払っても毎月の支払いが「あまり」増えないと、カード発行会社は便利さをアピールしています。昔は、海外旅行に行くときはトラベラーズチェックといってドル建ての小切手を持っていくのが一般的でしたが、今は多少の現金とカードがあれば用は足りてしまいます。またデパートのカードを作ると、5%の割引が受けられたりします。日常の消費生活に欠かすことのできない存在になっています。

しかし、便利なカードですが使用上の注意すべき事項があります。
・現金は手持ち以上の買い物ができないが、カードは出来るので買いすぎに注意
・リボ払いの金利は15%程度取られます。預金金利が0.02%程度なのに。リボ払いで買い物を続けると元本の減り方が少ないので支払う金利がどんどん増えていくので要注意。
・複数枚持っていると、合計でいくら使ったか把握できなくなりやすい。自分でエクセルによる管理をするか、管理するアプリを使ったりして使いすぎを避ける努力をする
・カードの年会費を確認
・カードの特典を使わない人が多い。ポイントでキャッシュバックを受けたり、航空券に交換できたりします。
・カードの締日を熟知する。一般的なカード(JCB、VISA、マスター)は15日締めの翌月10日払いが多く(最大支払い猶予期間55日)、ニコスは27日締めの翌々月5日(69日)、ダイナースは20日締めの翌月10日払い(50日)、アメックスは末締めの翌々月4日払い(64日、今秋締日が変更になるようです)。複数枚保有している場合、締日が異なるカードを持つと締日を超えてから購入すれば支払いを遅らせることが出来ます(いずれは支払をしなければなりませんが…)。
・デパートカードは、年間購入金額が一定額を超えると割引率が5%⇒7%⇒10%といったように上がるので、デパートを決めて使う方が良い。

日経トレンディが時々特集記事を掲載します。ネットでも、どのカードのメリットが大きいか等を見ることが出来ますので参考にしてください。

おまけ
今朝は涼しいです。このまま秋に向かっていくのか判りませんが、涼しくなると夏の疲れが出やすくなるので要注意です。

| 経済・社会 | 07時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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人財になるための7つの条件

モチベーション・アップ社が説く人財になるための7つの条件を紹介します。

条件1 明るく、元気なあいさつができる
条件2 言われなくても、自分で考え、行動できる
条件3 人が嫌がることでも、進んで取り組める
条件4 常に「どうしたらできるか」を考える
条件5 仕事の納期をきちんと守ることが出来る
条件6 ミスやクレームなどの報告をすぐにできる
条件7 人が見ていなくても手を抜かずに仕事ができる

7つの条件は、会社が必要とする人財になるための必要最低条件であって、これが出来れば十分というものではありません。さらに、仕事の知識、経験、人間性、コミュニケーション能力等がもっと多くの要素が必要です。しかし、若い社会人は、知識・経験を積むには時間がかかります。最低限、7つの条件を出来ているか自分でチェックしてみましょう。意外とできていないものです。

挨拶が入社当初は元気良かったのが、最近は挨拶の声が小さくなっていませんか、新人君?
指示があるまで動こうとしない指示待ち人間になっていませんか?率先行動が大事です。
問題が起きると上司にどうしたらいいですかとすぐ質問していませんか?まず、自分で解決策を考えてみましょう。
怒られるのが怖くて、ミスを隠そうとしていませんか?ミスを早く報告することで信頼を得られます。報告しないと信頼されません。
絶えず周囲の目を気にしていませんか?見えないところの努力を上司はちゃんと見ています。

7つの条件を満たすと、周囲からも一目置かれて、より良い仕事をさせてもらえるようになります。

おまけ
代ゼミの規模縮小が話題になっています。私も現役の時に夏期講習の単科口座を受講するために代々木まで通ったこと、「日々是決戦」の言葉、等を想い出しました。

| お仕事 | 07時26分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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中小企業の景気は?


大企業の業績は好調に推移していますが、中小企業では景気が良いと感じる経営者は少ないと思います。何故でしょうか?

大企業の業績の急回復には、円安効果で輸出による利益増加が大きく寄与しました。ただし、海外での販売価格を下げなかったため数量は伸びませんでした。従って、昔は円安→輸出価格引き下げ→輸出増加で国内景気回復というシナリオが一般的でしたが、今回はそうならず国内景気がパッとしない要因となっています。

輸出をする大企業は、円安による輸入燃料や材料の価格上昇を輸出の採算改善で補いました。多くの中小企業は、国内取引が中心で原材料費の値上がりや電気・燃料の価格上昇のマイナス影響をもろに受けて原価率がアップしたものの、国内の製品価格が上がっていないため採算は悪化しました。ここに大企業と中小企業の大きな差が出ました。

また、円安になっても輸出が伸びないだけでなく、海外での部品調達比率を継続的に引き上げているために中小企業は国内売上が減少しました。

5月の家計調査によると、世帯当たりの実質消費は前年同月比で8.0%の減少、勤労者世帯の実収入は前年同月比名目0.4%の減少、実質4.6%の減少。もちろん消費税増税効果もありますが、円安による物価上昇が影響しています。電気料金の上昇は原発停止もありますが、円安によるコストアップが要因となっています。

安倍首相はデフレ脱却が出来ていると言いますが、実態は円安による物価上昇であって、景気が良くなって需要が増えたことによる物価上昇ではありません。すなわち、望ましい物価上昇ではありません。さらに、ドル円レートは前年の8月は100円近い水準にあり、円安による大企業の業績回復は望めません。

中小企業を取り巻く経済環境は非常に厳しい状態が続くと考えるべきです。景気が良くなれば、会社の業績も良くなると考えるのは誤りです。景気が良くない前提で、業績を良くする努力を怠る事は許されません。

おまけ
オーストラリアゴールドコーストで開催された水泳のパンパシフィック大会。欧州勢の選手がいないのを差し引いても、日本の萩野、瀬戸、渡部ら若手選手が大活躍しました。特に後半の強さにはビックリ。昔と隔世の感があります。

| 経済・社会 | 07時21分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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