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2014年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年07月

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決断と決定の違い

両方とも同じように使うことが多いと思いますが、大きな差があります。
決断  不確定要素が多い事項等に関して、「やる」「やらない」を決めること
決定  あらかじめ選択肢があって、そのうちどれかに決めること

決断は、例えば「企業買収をする、しない」「大型設備投資をする、しない」「この異性と結婚する、しない」といった大きな責任を伴う判断に使われます。覚悟が要ります。
決定は、例えば軽自動車購入時に、タント、Nボックス、ワゴンRのうち、どの軽にするかを決める。相対比較で比べられますし、重大な覚悟は不要です。

決定で失敗しても大きな損害は出ませんが、決断は失敗すると大きな損害が出る可能性があります。不確定な部分が多くても決めなければいけない局面では、知識だけでなくやはり経験が必要だと思います。

しかし、人間は決定を1日の内でどれだけの回数をしているか?朝目覚ましで起きる(起きない選択肢もある)、朝食をとる(食べない選択肢もある)、朝刊のどの記事を読む、会社に出かける、何時の電車に乗る、朝セブン・イレブンでコーヒーを買う(買わない、スポーツドリンクを買うという選択肢)、届いたメールを無視するか返信をするか、お昼に何を食べるか決める(かつ丼、ラーメン、カレーライス)…。決定の連続ですが、覚悟は要りません。

一番やってはいけない事。決断・決定のいずれも、先送りすること。政治家や官僚は先送りして、自分の在任中に問題が起きなければよいと考えます。しかし、経営者、管理職が先送りを常態化させるとその会社は衰退の道をまっしぐらです。

おまけ
今日で、上半期が終了します。あっという間です。しかし、まだ年末まで半年間あります。会社として、いろいろしなければいけないことが山積みとなっています。社員全員でひとつひとつクリアしていきたいと思います。

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| お仕事 | 07時23分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「迷った時は、どちらも大差ないと考える。選んだ方を成功させればいい」  (富士フイルムホールディングス会長 古森 重隆)


     
古森氏の講演を聞いたことがあります。最近は古森氏の著書がだいぶ売れたと聞きます。富士フィルム社は、デジタルカメラの普及で本業である銀塩フィルムが売れなくなるという危機を乗り越えて事業を大転換させたことで知られています。米国フィルム大手のコダック社が時代の変化に乗り遅れて経営破綻したのと大違いという事で注目された方です。

迷うということは、本来、「どちらを選んでも変わらない」ということ。明らかに結果の違いがわかっているならば、最初からそちらを選びます。それぞれを選ぶとどうなるかわからないから迷っているのだから、今の時点では、どちらを選んでも変わらない。そうであれば迷う時間はムダです。迷うことに時間をかけるよりも、どちらかに決めてしまって、選んだ方を成功させることに時間をかけましょう。選んだ方を成功させるどころか、決めた後も、後ろを振り返り「やっぱりあっちの方がよかったのかもしれない・・」「本当にこれでよかったのか・・」という後悔で心を満たしても、得することは一つもありません。どちらにしても大差はない。選んだ時点での得や損を勝手に想像してストレスを感じるのはやめて、ただ自分が選んだ道を進みましょう。

学校選び、就職、結婚、住宅取得といった大きな迷いだけでなく、服を選ぶ、車を選ぶ、デートの場所を選ぶ、株式投資で銘柄を選ぶ等小さいことでも迷う事は数多くあります。私もファンドマネージャー時代、迷って選んで投資した銘柄の株価が低迷した時、あの時別の銘柄にすれば…とよく思ったことがありましたが、タイムマシンで当時に戻れるわけではないので今後この株式にどう対応するか(損切り、株価の回復を待つ、安値で買い増してコストを下げる、等)考えることに集中しました。

但し、自分の趣味のアイテムで、二つのアイテムのうちどちらを選ぶか迷うといったのは楽しい迷いです。私は機械式時計が好きで複数保有していますが、次に何を買おうかなと色々考え迷うのは楽しいです。その時が一番楽しいかもしれません。でも、もう打ち止めですけれど…。

おまけ
集団的自衛権。公明党も折れてしまいました。こんなに重要な決定を自公両党だけで決めていいのでしょうか?数の論理で何をやってもいいというわけではありません。国民の声をもっと聴くべきです。


| お仕事 | 07時42分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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しない事


私が会社を運営するうえで、方針として決めている事:
●公私混同し、会社を私物化しない
ゴルフ会員権を会社で購入し社長が使うといった事例をよく見ます。家族で食事した経費を接待費で処理する社長もいます。社長の奥さんや親戚一同までもが会社で働き、優遇され、一般社員のやる気を失わせる会社があります。
●会社の情報を隠さない
会社の良い情報も悪い情報も社員に開示しない社長がいます。もしくは良い情報しか開示しない社長がいます。私は良い情報も悪い情報も開示します。会社の状況を理解せずに、社員が良い仕事ができるはずないと信じるからです。情報がないのに「社員に考えて行動すべき」と言えません。情報を開示せずに自分で抱えて小出しにして、部下に対する優位性を保つ上司を、私は認めません。理解度とその後の行動が異なるのは仕方がないのですが、少なくとも全員が同じ情報を持つべきだと考えます。
●財テクをしない
財テクとは、会社のお金で株式投資、不動産投資、先物投資、外国為替証拠金取引等のハイリスクハイリターンに投資して金儲けをしようとすることです。本業で稼いだお金を財テクですべてなくす可能性があります。財テクによる利益を誰も評価しません。儲けた年があっても、翌年は大損になる可能性があります。元ファンドマネージャーだからこそ、資金運用の難しさを知っているつもりです。
●嘘をついて仕事を獲得しない
いい加減なことを言って仕事を獲得する、最初だけすごく安価な見積もりを出して受注し、その後値上げをするといった汚いやり方、は大嫌いです。正直に出来る事と出来ない事をちゃんと説明し、妥当な価格の見積もりを提出し、受注する。継続して受注しても、全く変わらない品質とサービスを提供する。これを続けて初めて顧客に信用してもらえます。
信用・信頼されない会社が永く続くことはあり得ません。

おまけ
サッカーの大会で選手が子どもと手をつないで入場し、国家斉唱のときも選手たちの前に立っているあの子どもたちは「エスコートキッズ」と呼ばれています。また、国旗やフェアプレーの旗を持って入場する子どもは「フラッグキッズ」と呼ばれます。W杯では 1998年のフランス大会から「エスコートキッズ」を起用するようになりました。フェアプレー・プロジェクトの一環として、選手が子ども達の前で恥ずべき行為をしないよう、フェアプレーの象徴として子どもを招きました。また、国連が推進する児童虐待防止キャンペーンの意味もあるといいます。2006年のドイツ大会では、大会スポンサーのマクドナルドが 46カ国から 1400人以上のエスコートキッズを募集し、日本からも 11人がドイツへ派遣され、今回も国内1万人近い応募の中から11人が選ばれてギリシャ戦で入場しました。きっと、一生の想い出に残ることでしょう。この中から、将来のワールドカップのピッチに立つ子供が出るかもしれません。

| お仕事 | 07時30分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アバウト言葉


「…に努める」「…を向上する」「…を狙う」「…を意識する」「…を徹底する」「出来る限り…する」「…を強化する」といった、あいまいなアバウト言葉を使って、今期の目標を意思表明する人物がいます。一定期間を経過して、結果がどうであったか検証する時に、こういった抽象的な言葉では結果を客観的に評価することが出来ません。でも、実際の会話の中ではこういったアバウト言葉を、私たちの多くが使っているのは間違いありません。

やはり、具体的な数字に「できるだけ」落とし込む(ここでも「できるだけ」を使ってしまいました)ことが大事です。弊社では、営業部門や工場のように数字で目標値や予算を決められる部門では数字で表しますが、その目標値や予算を達成する活動計画になると、とたんにアバウト言葉になりがちです。例えば、「新規顧客開拓の活動を強化する」という表現では、どのように、どの程度、活動を増やすのか判断できません。1年経過して、新規顧客獲得の結果がはかばかしくなくても、「強化しましたが結果が伴いませんでした」の釈明で済んでしまいます。やはり、年間新規訪問先目標数xxx件、見込み客目標数xx件、といった具体的数値があれば、評価する時や部下の指導もしやすいと思います。分りやすい、具体的な言葉を使うように心がけましょう(「心がけましょう」もアバウト言葉ですが・・・・)。

おまけ
日本のワールドカップが終わりました。アジアでは勝てても、世界では勝てない実力。欧州遠征でいい試合をしても、本番は別物という感じです。
おまけ
政府の成長戦略。これで将来的な成長が出来るかというと?マークがつきます。

| お仕事 | 07時23分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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二極化


電車に乗るとスマホをやっている人をかなり多く見かけます。スマホでゲームやLINEをする人、スマホでコミックを読む人、スマホで新聞やニュースを読む人、スマホで英会話などの勉強をする人等に分かれます。スマホがない時代は、新聞、週刊誌、雑誌を読む人、中吊り広告を見る人、寝る人が主でした。当時は若いサラリーマンが漫画雑誌を読みふけっているのを見て、日本の将来を心配したことを覚えています。地下鉄で、30代の女性がパズドラを一心不乱にやっている人を見ました。指の動きの速さが尋常ではなく、異常な光景でした。日本の将来は大丈夫かな? と久しぶりに心配になりました。

ゲームやLINEをやっている人たちと、本・新聞を読む人やニュースをチェックする人たちとは、将来大きな差がつくと思います。ゲームやLINEは気分転換にはなると思いますが、その人の将来のために役立つとは思えません。人間的な成長は、様々な情報や知識・経験を入手(インプット)して、考え方・意見・計画・行動というアウトプットにつながって、初めて成長することが可能になります。ゲームやLINEはインプットにもならず、アウトプットももたらしません。

スマホの使い方で、その人の将来には大きな違いが生じると思います。あなたのスマホの使い方はどっち??

おまけ
都議会のヤジ問題。「早く結婚したほうがいいんじゃないのか」よりも「産めないのか」のヤジの方がもっと悪質です。まして、名乗り出ない。鈴木議員は自民党のベテラン議員のスケープゴートにされたのかもしれません。辞職しないのであれば、次回の選挙で落選させるしかありません。大田区の有権者に期待します。

| 経済・社会 | 07時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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