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2012年07月31日
月曜日から体調不良で会社を休んでおり、ブログもお休みしております。来週には再開できると思いますので、宜しくお願い致します。
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2012年07月27日
今年の5月に鹿児島県屋久島に行きました。普通なら、羽田から鹿児島まで飛行機で飛び、鹿児島から屋久島まで小型飛行機で行くというのが普通のパターンです。5月は、九州新幹線に乗ってみたいと思い、羽田⇒福岡空港、博多から鹿児島まで九州新幹線、鹿児島から屋久島まで高速船トッピー(私が乗った翌々日にクジラと衝突して長時間漂流するトラブルが発生しました)というルートでした。
九州新幹線開通で、九州の大動脈が出来た感じで、鹿児島まであっという間でした。JR九州は、「ゆふいんの森」に代表される観光列車を9路線運行しています。各路線とも地域特性を活かした列車にしています。さらに、飛行機と同様にキャビンアテンダントを配置して観光客を楽しませるようにしています。九州新幹線は東海道新幹線のようにビジネス客主体ではなく、観光客主体になります。新幹線と観光列車を組み合わせて、集客と地域活性化に努めています。
さらに、来年10月には九州一周寝台列車「ななつ星in九州」を運行開始します。3泊4日で最高55万円という価格で、オリエントエクスプレスの日本版といった感じです。
JR九州、JR四国、JR北海道といった地方のJRが1987年に分割民営化された時、鉄道事業では黒字を出すのが難しいということで、運用資金を与えられ資金運用で足らない利益を補てんしなさいということがありました。私もJR北海道の資金運用にアプローチをしたことがありました(残念ながら受託することはできませんでした)。今もそういう資金があるかどうかわかりませんが、JR九州はその地域特性を活かした事業展開を行っています。1987年以降鉄道事業で黒字は出したことがないそうです。JR東日本やJR東海はドル箱路線を抱えているので、こういったアイデアを出す必要がありません。やはり、切羽詰まると様々なアイデアを出すようになります。会社としては、切羽詰まる前に様々なアイデアを出して会社を活性化したいと思います。
おまけ
なでしこジャパンのキャプテン宮間選手がカナダ戦の前に全員に話した言葉がネットで紹介されました。「ここに立てるのは選ばれた18人だけ。大切な思いや大切な人たちがいて、私たちは戦っている。ここからの6試合、お互いのために戦おう」。いい言葉ですね。その場で聞いたら、泣いちゃいそうです。次のオリンピックに澤選手は出場しないと思いますが、宮間選手が立派なリーダーを務めるのは間違いありません。
おまけ
男子サッカーも大金星。あと2点は得点できたかな?という気がしますが、良く頑張ってくれました。まず1次リーグ突破して欲しいところですね。
| 経済・社会
| 07時31分
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2012年07月26日
民主党と自民党の政策論議や、小沢一郎氏と野田首相との論議を見ていると、「反対」「解任要求」など対立軸ばかりです。「反対するなら、対案を出せ」と私は思います。小沢一郎氏は消費税増税反対、反原発を唱えますが、消費税率を上げないなら増え続ける国の借金をどのように抑えるのか対案を出してもらわなければ困ります。以前と同様、歳出削減で16兆円のお金を捻出すると繰り返すのでしょうか?反原発を唱えるのなら、妥当なコストの電力をどのように確保するのか提示して欲しいと思います。国民の耳に心地よい政策だけを言うなら、政治家は要りません。国民に負担をお願いしても、国をこの方向に進めるのだという確固たるビジョンを示してほしいと思います。
日本の政治では、なぜ堂々と議論して新たな解決策を見出すという行動が出来ないのでしょうか?話し合いが密室で行われて、民主党の案と自民党の案の妥協の産物であってはいけません。
「7つの習慣®」の6つ目の習慣に「相乗効果を発揮する」というのがあります。お互いに考え方が違う人間が集まり、お互いに理解し、様々なアイデアを出し合い、より良いアイデアを見出すことが可能になるという考え方です。これは「相手を認めない」「相手を否定する」「相手を倒す」「相手に勝つ」という今の政治の対立軸とは全く異なる考え方です。何故、こういった考え方、行動が出来ないのでしょうか? 政治討論で「ではこういうアイデアはどうだろうか?」といった真摯な議論がされたら、もっと政治家に対する信頼は高まると思うのですが…。
様々な組織でも、組織の全体方針やリーダーの指示に反対するだけの人がいます。反対するなら、自分の考えやアイデアを出して欲しいと思います。その新しいアイデアと既存のアイデアを比較検討して、さらに良いアイデアが出るかもしれません。異なる考え方で対立するのではなく、より多くの人が参画してより良いアイデアを出せる組織が望ましいと考えます。
おまけ
なでしこジャパン、好発進。よかったですね。アメリカ、フランスに惨敗した後なので、この勝利で勢いをつけて欲しいと期待します。
おまけ
日本人選手の中で金メダルの確率が最も高いと私が思うのが体操個人の内村航平選手です。イギリスの賭け率を算出するオッズメーカーでも、出場全選手の中で一番低い(もっとも勝つ確率が高い)そうです。
| お仕事
| 07時24分
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2012年07月25日
今日は内容が硬く、ちょっと難しく、危機感をあおる内容になっているので、読みたくない人はスキップしてください。
スペインが再びきな臭くなって、ユーロ安円高が進んでいます。ここで欧州財政危機に基づく連想ゲームで最悪パターンを考えます。
●ユーロではアイルランドとギリシャが財政破たん。次はスペインとみなされ、長期金利が上昇しユーロ安となっている。もしスペインが破たんすると次はイタリアがターゲットとなる。しかし、形がどうあれユーロの問題がいつしか解決すると、投機筋(ヘッジファンド)は財政赤字が増え続ける日本の国債を狙い撃ちにして金利を上げよう(価格が下落)とするでしょう。日本の金利が上昇すると、低金利で何とか息をついている中小企業は赤字に陥るでしょう。日本の財政赤字を減らして、金利上昇をしないようにするために消費税率アップは不可避です。10%では不足で、さらなる引き上げが将来行われます。金利が上昇すると、国債を大量に抱えている銀行は多額の損失を出します。中小企業への貸し渋りが起きます。
●欧州の銀行はアジアでかなりの貸し出しを行っています。その貸し出しを日本のメガバンク3行に買ってもらっています。しかし、欧州の銀行が破たんするとアジアの企業も破綻します。その企業への貸し出しを購入した日本の銀行も巨額の損失を出します。その結果、日本のメガバンク3行は国内の貸し出しを減らそうとします。やはり、中小企業への貸し渋りが起きます。
●欧州の銀行がおかしくなると、欧州経済は景気後退に陥ります。欧州向け輸出比率の高い日本の精密機器メーカーや一部自動車メーカーは円高と販売数量減の二重苦に苦しむことになります。これら企業の減益幅が大きくなり、株式市場を下げる結果となります。
中国は欧州向け輸出比率が非常に高く、当然輸出が減り、中国企業に素材を売っている日本企業の売上と利益は減り、株価下落要因となります。遠い欧州の危機も国民生活を直撃します。
●世界中の投資家は不透明感を嫌って、リスクの高い株式を売りリスクの低い債券を買います(金利は低下)。債券バブルが発生します。バブルはいつか崩壊します(債券価格が下落)。円、ドル、ユーロの中で、減ってはいるものの依然として経常収支が黒字の日本の円が買われます。円高は70円台前半から70円寸前まで買われる可能性もあり得ます。日銀の円売りドル買いの単独介入では効果はありません。輸出企業は円高に苦しみ、株式市場は下げます。
何か悪いことばかり書きましたが、悪い方向に連想ゲームが働きやすい経済環境にあります。投機筋と呼ばれるヘッジファンドは、こういったシナリオを読んで投資行動を決めます。
これらの問題を解決するには、ユーロ共同債を発行してドイツがユーロを支援するという姿勢を全世界に見せること、日本政府が消費税率引き上げを予定通り行い社会保障改革にも真剣に取り組むこと、日本の貿易赤字を貿易黒字に戻すこと(一番簡単な方法は、全ての原発を再稼働しLNGの輸入を減らすことですが、賛否両論あると思いますが)、ヘッジファンドの投資に関して何らかの規制をかけること、米国がドル安推進政策を止めること(ドル安にしても米国内で製造して輸出する製品がありません)、融資先がなく国債を購入せざるを得ない日本のメガバンクが融資を増やす方針を打ち出す(難しいと思いますが・・・・)、等々の対策が必要だと思います。
おまけ
オリンピック開会の前に、日本時間26日午前1時なでしこジャパンがカナダと対戦します。ロンドンと日本の時間差が8時間あるため放送が深夜になります。ライブで見たいけど、翌日の仕事を考えるとムリ。なでしこジャパンの中の私の注目選手は大儀見(旧姓:永里)優季選手。ドイツで2年連続二桁得点を記録し、攻撃だけでなく守備もできるようになり佐々木監督の信頼も厚くなりました。昨年のワールドカップでは、守備に対する気持ちが弱く(ドイツでは点を取るのがフォワードの仕事という意識が強い)佐々木監督の評価が低かったのに対し、ここ最近は攻撃だけでなく高い位置でのボール奪取に力を入れています。是非、金メダルと得点王目指して頑張ってもらいたいと応援します。
| 経済・社会
| 07時13分
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2012年07月24日
「直感」を辞書で引くと「推理・経験によらず、直接に対象の全体・本質をつかむこと」とあります。従って「直観力」は「推理・経験によらず、直接に対象の全体・本質をつかむ力・能力」を指します。
ある経営コンサルタントは、経営者には直観力が必要で、大変重要であると説きます。なぜなら、何か物事を決める時に全てデータが揃っていて容易に正しい結論を出せる状況にはないのが普通である。不確かな状況の下で、決断するには直観力が必要だというわけです。この方は、芸術家は油絵や彫刻を作る時は直感で創っていくので、芸術家は経営者に向く素養を持っていると話します。数字を追い求める経営者と創造力の塊のような芸術家が共通する素養を持つというのは意外でした。
ちなみに「ひらめき」と「ヤマ勘」と「直感」は違います。ひらめきは膨大な知識の蓄積があって自分の専門分野について必死に考えている時に、うかぶのが「ひらめき」。「ヤマ勘」は、根拠のない単なるあてずっぽう。「直感」は辞書の説明とは違って、積み重ねた経験がものをいいます。直観力をどのように身に付ければよいのか?こういう時にはこうなるという場数を多く踏んでいると、このケースではこうなるだろうという推測が出来るようになります。それが「直観」につながります。
例えば、新規開拓で多くの見込み客と接していると、「この客とは取引できそうな感じがする」といった直感がわきます。過去に同じような印象の見込み客を経験しているからです。いろいろなレストランに入って食べてみると、初めて入るレストランでもうまいかどうかはお店の印象である程度判断できるようになります。株式投資でも、プロの運用担当者は過去の類似した相場展開を思い出し、こう展開するだろうという直観を持ち、運用に活かします。
多くの場数を踏む(経験を重ねる)というのは、「直観力」を養う上で非常に大切です。
おまけ
女子ソフトボールが世界選手権で8連覇を目指していた米国を破り42年ぶりに2回目の優勝をしました。4年前の北京オリンピックで金メダルを勝ち取った上野投手がまたも金メダル投手となりました。今回のオリンピックから女子ソフトが競技種目として採用されなかったため、残念です。日本女子チームおめでとうございます。オリンピックに出場している選手へのエールとなって欲しいと期待します。
| お仕事
| 07時28分
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