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2012年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年03月

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忘却曲線

ドイツの心理学者にエビングハウスという人物がいます。彼が忘却曲線という理論を発表しています。忘却曲線では、人が聞いた話をどの程度覚えているかの調査結果を示しています:
20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を覚えていた。
これを見ると聞いた直後に忘れる度合いが高く、1日を超えると忘れる度合いが緩やかになるのが分かります。これを曲線に例えて忘却曲線と呼びます。

ということは、聞いた話を忘れないためには、話を聞いた直後にメモを書く、その日の内にレポートにまとめる、といった行動が必要になります。1週間覚えていた内容は、その後も比較的覚えているということになります。ということは、上司が部下に一度話しても1日後には内容の3/4を忘れている、もしくは3/4の人間が忘れていると覚悟すれば良いのです。望ましいのは、「インパクトのある内容を繰り返して話す」ことが記憶に残りやすい方法です。同じ話だと部下がうんざりする可能性があるので、表現を変えたり、事例を変えたりすれば聞き入れやすくなります。

英単語を覚えるには繰り返し音読で発音する、英語の構文を暗記するには紙に何度も書く、など反復することが一番です。一週間後に覚えていた単語や構文は忘れにくいので、覚えた翌日に再度繰り返す、という方法が考えられます。

工場の現場での作業や事務所の仕事を部下に覚えさせたら、翌日、その翌日と繰り返させることで記憶をより確かなものにします。営業は新規の見込み客先に覚えてもらうには、翌日お礼の電話をかける、手書きの手紙を書くといったことで相手に反復させることで印象や記憶に残るようにできます。

この理論を知ってから、私が話したことを部下が忘れていても、ガッカリするのではなく自分が反復しなかったことを反省するようになりました(涙)。

おまけ
4年に一度のうるう年。2月29日が誕生日の人はどれだけいるのでしょうか?理屈上では2月28日は0.27%(1÷365)。今日が誕生日の人は、日本で0.068%の確率になり(1÷1461)、日本の人口が1億2千万人とすると82,135人いることになります。結構いますね。

ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



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| いろいろ | 07時26分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ジェイック佐藤社長

先日、ジェイック社の佐藤社長のセミナーを聞いてきました。タイトルは「社員の主体性を高め、組織を強くするポイント」でした。そこで思ったことを書きます。

「ミッション」
ミッション(使命)が存在し、かつ社員間で共有されている職場は、一つの方向に全員が向かって仕事を進められる職場。ミッションを共有せずに、考え方がバラバラの組織はマイナス影響が大きい。コーワの使命とは何か?私は「高品質の製品とサービスをお客様に提供し、人々をより幸せにする事を目指す」と定義しています。人々には、社員とその家族、顧客・仕入先・金融機関で働く人々、地域の住民などを含みます。段ボール製品がない物流は考えられません。段ボール製品がないと、国民生活に影響が出ます。生活の維持に必要なインフラ(社会的基盤)と呼ぶこともできます。これを頭に入れて働くとのそうでないのとでは仕事に臨む姿勢に大きな違いがでます。私にとっての最大の使命は「コーワを続け、雇用を守り、社員とその家族の生活を守ること」と考えています。

「社員教育は本当に必要か?」
コーワでは2009年からジェイックのセミ・ホーダイを契約し、社員の研修をお願いしています。私は教育を通じて人の能力を伸ばすことが出来ると考えます。機械は仕様書以上の性能を発揮することはできませんが、人は成功体験を積むことで大きく成長し3年前、5年前では想像できなかったことが出来るようになると考えています。「人の成長は必ず業績に結び付く」と思います。段ボールは商品の差別化は容易ではありませんが、「人財」で他社と差別化を図ることは可能だと思います。それが価格競争に頼らない段ボールの差別化戦略だと思います。

「人の強みを活かす」
1月27日のブログで私の強みを書きました。社長は幹部社員の強みよりも弱みやアラを見てしまう傾向がある。夫婦でも新婚当初はアラが見えなかったのが、年月が経過するとお互いのアラが見えるようになるのと同じ。強みを見るようにするべき。しかし、強みを持つ人は弱点も多い人であることが多い。人を活かすには、強みを活かして弱みを気にしない、弱みに関することを過度に要求すると人材がつぶれてしまう。日本のプロ野球のコーチは選手の弱みを矯正しようとするのに対し、大リーグのコーチは選手の強みを伸ばそうとする。どちらが労力少なく効果を上げられるか、明らかに強みを活かすほうです。

「ジェイック社の社員教育」
時間が少なくなり詳細を聞けませんでしたが、そのひとつに各人が自分の「人生棚卸し」をするという研修があるそうです。小学校時代、中学・高校時代、大学時代、社会人等で自分がどんな人間だったか、どんな人生を送ってきたかの棚卸しをするそうです。私も一度やってみようと思います。

おまけ
ネットでロケットニュース24というサイトがあります。雑学、面白ニュースなどを教えてくれます。結構笑えます。
おまけ
2月に入っての円安の動きは極端です。おそらく円を買っていた外人投資家の売りが結構あると推測されます。円安が望ましいと発言していた人も、これだけ急速に円安が進むと「本格的な日本売り」が進むのではないか?と不気味な感じがすると思います。原油価格が上がって、円安が進むと燃料費が上昇し、企業や国民にとって大きな負担増となります。

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| お仕事 | 07時24分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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AIJ投資顧問の詐欺行為

まだAIJ投資顧問が詐欺行為をしたとは報道されていませんが、きちんとリスク管理された運用で9割の財産を失うということは考えにくく、資金を流用したとしか考えられず詐欺行為と書きました。

私はコーワが所属する厚生年金基金の理事を務めています。業界の会社が複数集まって組成する年金基金の場合は総合型と呼ばれ、各企業から選ばれる理事長、理事と社会保険事務所出身の常務理事から構成され、資産管理は幹事行と呼ばれる信託銀行がまとめて管理します。アドバンテストや安川電機といった企業の単独型では、人事部や財務部の人間が担当しており、金融に関する知識が総合型よりもあるのが普通で、こういったファンドに引っかかる確率は低いはずなのですが・・・・。被害をこうむった企業は不足する金額を支払わなければならず、企業の存続そのものが危うくなる可能性すら出てきます。米国なら、このような投資顧問を採用した理事たちを、基金の加入員が裁判に訴える可能性が高いです。

コーワの属する基金では、幹事行の信託銀行に資産別にインデックス運用を委託しています。さらに外部のファンドにも投資しています。複数のファンドはすべて外国籍のファンドですが、全て立派な運用会社(私が知っている運用会社ばかりです)が運用するファンドだけです。ファンドの中身の運用状況に関しては、幹事行が定期的にチェックし問題ないか確認しています。いくら優れた運用会社でも、ファンドの運用成績はプラス/マイナスがあります。AIJ投資顧問が運用しているといわれるファンド(本当に運用しているとは考えられません)は、毎年プラスの収益を確保していると報道されました。資産運用業界に永年籍を置いた人間として、毎年プラス収益を稼いでいると聞いただけで、胡散臭いものを感じます。どんなに優れた運用プログラムや優秀なファンドマネージャーでも、コンスタントにプラス収益を稼ぐのは困難です。

投資顧問会社は、銀行や証券会社に比べて設立認可が容易で、検査も銀行・証券に比べて緩いです。投資顧問会社に運用を委託する場合は、本当にまっとうな会社なのか確認しなければなりません。

私は「うまい話はない」と考える習慣を資産運用業界で身に付けました。大事な年金資金の運用に携わる厚生年金基金の理事の方は、資産運用業界に関する知識を身に付けて、自ら資産を守れるようにしなければなりません。これは厚生年金基金だけでなく、個人でも「金融リテラシー」と呼ばれる金融に関する知識を身に付けることが大切です。知っているのと、知らないのとでは雲泥の差を生み出します。自分の大切なお金を守るには、それなりの勉強が必要です。

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| 経済・社会 | 07時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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株式会社日本レーザー近藤宣之社長の続き

●あなたの運が良くなる条件
-いつも、大きな声で明るく挨拶していますか?(元気におはようの挨拶から1日を)
-いつも、他人に対して明るく前向きな態度をとっていますか?
-いつも、ネガティブな言葉を使わず、ポジティブな言葉を使っていますか?
(「~でないとダメ」ではなく、「~しよう」という前向きな言葉を使います)
-いつも、感謝して、ワクワクとした気持ちで仕事をしていますか?(当たり前と思わない)
-いつも、謙虚に「おかげさまで」という気持ちで仕事をしていますか?
(私は自分が出来ない仕事を私に成り代わってしてくれる社員に感謝します。その代わりに自分の強みを活かせる仕事を120%やり遂げます)

●役員・幹部・リーダーの条件
-瞬時に判断し、機敏に行動し、チャンスを呼び込み、結果を出します
(一般社員は仕事の経過を評価します。幹部社員は結果で評価します)
-他人に頼らず、何でも自力で成し遂げます
-合理的で矛盾のない判断をし、問題を解決します
-現状に甘んじず、意識改革をし、進化・飛躍・発展します(問題意識を常に持つ)
-常に前向きの態度で、人をほめ、プラス発言をします
(幹部社員は厳しい環境を認識しても、前向きな考え方・話をするべきです)
-「信念・情熱・ビジョン」を持ち続けます
-困難に直面しても「何とかなる」と自信を持って対処します(「何とかする」がベター)

リーダーは「今、ここ、自分」を忘れない
「今」やらなくて、いつやる? 今でしょ!!(予備校のテレビ広告みたいです)
「ここ」でやらなくて、どこでやる
「自分」がやらなくて、誰がやる(名古屋のISOWA社みたいです)
これは昨年の東日本大震災で救助作業、原発の消火作業などにあたった自衛隊員の気持ちと同じです。「今、ここで、自分たちがやらずに誰がやる」という気持ちで臨んだと最近読んだ「日本に自衛隊がいてよかった」という本に書かれていました。

●風通しの良い組織は上司の責任
-企業風土に影響するトップの姿勢(私は大丈夫でしょうか?)
-嫌なことをニコニコして聴けるか?
-上司から挨拶しているか?
-日々のさりげない会話を重要視しているか?(トイレでの立ち話も大切です)
-自分は運がいいと思い込んでいるか?
(ある会社の社長は学生の採用面談で学生に運が良いかどうか質問するそうです。運が良いという学生しか採用しないそうです。)

●売上ではなく、粗利を追及する
(私の考えと全く同じです、「粗利金額」を「コーワの売上金額」と呼びたいくらいです)

おまけ
今朝の日経の一面で、AIJ投資顧問会社が詐欺を行って、年金資金2000億円が消失とした報道しました。基金は毎年確実にプラス収益を稼ぐ数少ない運用会社と評価していたとのこと。私は常々「確実に儲かるなんてうまい話が世の中にあるはずがない」と言っています。今後、母体企業は大変な出費を強いられます。

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| お仕事 | 07時33分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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株式会社日本レーザー近藤宣之社長

会計事務所のアタックス社のセミナーで日本レーザー社の近藤宣之社長の話を聞く機会がありました。同社は第一回「日本絵一番大切にしたい会社」大賞を受賞 中小企業長官賞を受賞した会社です。近藤社長の話の中から、私自身が記憶と記録に残しておきたい内容をまとめます:

●企業破綻の共通要因
-経営環境の変化に対応できない(他社は対応しているのに自社が出来ない)
-顧客の減少と受注不振(新規顧客開拓と既存客と良好な関係が十分でなかった)
-社内に危機感なく、情報の個有化(情報が共有されず、当事者意識に欠ける)
-迅速な対策を回避(アクションが遅い、事なかれ主義や現状維持志向が強い)
-不振の原因を外部環境に依拠(自分たちは悪くない、景気や取引先が悪いと考える)
要するに経営破綻するのは、外部要因ではなくすべて内部要因にある すなわち自己責任。

●人財の条件
-笑顔(いつも笑顔で一緒に働くのが楽しい人財
-感謝(支えてくれる周囲の人々、同僚、家族に感謝する)
-成長(自己をより高め続ける努力を怠らない)
-利他(自分のためでなく人のために役立つ、人の笑顔を見るのが幸せ)
-勤勉(問題は自分の中にあると思い、勤勉に働く)

●社員が守るべき基本
-時間を守る(コーワでは会議開始の5分前に全員集合します)
-約束を守る(信頼を得る基本、出来ない約束をしない)
-整理・整頓をする(工場の安全の基本)
-自分のためだけではなく、人のために働く(人の笑顔を見る幸せ、人の役に立つ喜び)
-周りの人の支援に感謝する(感謝の気持ちがない人を支援したくない)
-問題は全て自分の中にあるとし、勤勉に働く(他人のせいにしない)

同社の特徴は、理念・能力・業績主義で18年間連続黒字経営、離職率ゼロ・社員のモチベーションが非常に高い、社員の成長が会社の成長(これは私が日ごろ話すことと同じです)という考え方です。明日も続きを書きます。

おまけ
橋下大阪市長の暴走が止まりません。市長は対立軸をあおり、人気を取ろうとしています。危険な感じがします。国会が何もしないのも問題ですが・・・・。
おまけ
円安方向への動きを歓迎する記事を多く見ます。しかし、円安に動いても中小企業で働く従業員の収入は増えません。大手企業は円高を理由に部品の価格引き下げを押し付けますが、円安になったから購入価格を上げるとは絶対言いません。円安になれば、ガソリン、灯油、電気代などが値上げされ、生活を苦しくします。

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