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2011年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年01月

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仕事納め

本日28日はコーワの仕事納めとなります(ブログも今年の最終回になります)。一年間コーワの段ボール製品、TPSの物流サービスをご愛顧いただいたお客様に心より感謝申しあげます。また、私のブログのつたない文章を読んでいただいた皆様ありがとうございます。

今年は、本当に記憶に残る年になりました。大きなイベントのあった年として私が覚えているのが、ニューヨーク株式市場が大暴落したブラックマンデーが起きた1987年(米国株式に投資する投資信託のファンドマネージャーをしていて茫然自失となったのを覚えています)、日経平均が38,915円を付けた後、バブル崩壊がスタートした1989年/1990年(今は1万円以下です)、阪神淡路大震災とオウム・サリン事件が発生した1995年(日本が騒然としたのを覚えています。もう少し事件発生が遅かったら私も被害にあった可能性があります)、ドル円レートが一瞬80円を割った1995年(今年と違って80円割れの円高は短期間でした)、山一證券・三洋証券が経営破たんした1997年(山一證券野沢社長の泣いた顔を思い出します)、ITバブル崩壊の2000年(IT関連企業の株価が暴落)、ワールドトレードセンタービル崩壊の9.11事件の2001年(予定していたニューヨーク旅行を取りやめました)とその後に続くイラク・アフガニスタンと米国の紛争、ユーロが誕生した2002年(今や崩壊の危機にあります)、日韓ワールドカップ開催の2002年、サブプライムローン問題とリーマンショックで揺れた2008年、などが挙げられます。

2011年は、3.11東日本大震災/津波/原発/帰宅難民/計画停電/15%節電、欧州財政危機と超円高、地上波アナログ放送終了、なでしこジャパン女子ワールドカップで優勝、大雨・台風による被害、などがあり記憶に残る年となるのは間違いありません。

2011年はつらいニュースが多かった年です。来年2012年が明るいニュースで一杯の年になることを祈っています。来年もコーワ、並びにこのブログをよろしくお願い申し上げます。来年のブログは1月5日よりスタートいたします。

おまけ
トヨタのテレビコマーシャル。キムタクとビートたけしのCMは何を言いたいのか不明。ドラえもんのCMで「免許を取ろう」。国内市場に対するトヨタの危機感の表れです。

ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社


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| お仕事 | 07時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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笑顔

今年は4月に父が91歳で亡くなりました。私に社長の座を譲り、「俺は週一回しか会社に来ない」と言った翌日から体調を崩すまで毎日出社し続けました。会社と社員が実の子供のような存在の人でした。私はサラリーマン人生のほうが圧倒的に長いので、そこまで会社一筋にはなれません。サラリーマン時代は「女房と子供の笑顔を見るのが自分にとっての幸せ」だったのが、社長になって「女房と子供と社員の笑顔を見るのが自分にとっての幸せ」と変わりました。幸せは自分が楽しいというよりも、愛する人、大切な人の役に立ち、笑顔を見ることのほうが実感できるような気がします。自分の笑顔のために頑張るというのは結構大変ですが、家族の笑顔のために頑張るということはできます。

私は9回転職しましたが、会社都合で一回だけ退社・転職したことがあります。40歳になって、バブル崩壊後の転職が厳しい環境でした。娘が中学受験を控えており、娘の笑顔を見るために頑張って転職先を見つけました(その後、いろいろあって金融業界での怒涛の転職人生が始まりましたが…)。やはり、女房と子供の笑顔を見たいというのが頑張る原動力になりました。これは皆さん同意してくれると思います。奥さんが毎日頭を悩ませて夕飯のおかずを考えても、ご主人とお子さんのおいしいという言葉と笑顔で苦労や疲れも吹き飛ぶと思います。家族と社員の笑顔を見るのが私の元気の源です。

東日本大震災の被災地の子供たちの笑顔を見ると、救われた気持ちになりホッとします(もちろん、つらいことも多いと思いますが…)。笑顔が元気の原動力です。来年はより多くの笑顔を見ることが出来る年になることを祈ると同時に、頑張ろうという気持ちを強くします。

おまけ
日本テレビ「家政婦のミタ」最終回に視聴者が注目したのは松島菜々子演ずるミタが笑うかどうかでした。最後に彼女の笑顔を見てホッとした視聴者が多かったのではと思います。崩壊しかけた家族が助けられたと同時に、ミタも心を救われた。それを最後の笑顔と涙で象徴していたような気がします。
おまけ
クリスマスの食事で行きつけのレストランに行きました。あいにく、娘が風邪気味でレストランに出かけるのが無理。当日の昼過ぎに娘が行けないが、持ち帰りできるものをパックに詰めて欲しいと頼みました。料理の中には持ち帰りに不向きなものがあり、違う料理に替えてくれました(本来はクリスマスのコースは一つなので別品をわざわざ用意してくれました)。そして、娘の分は割引料金としてくれました。もちろん料理の味は最高です。オーナーソムリエの笑顔、こちらのわがままなリクエストに快く答えてくれる姿勢、おいしい食事、等こういうサービスをされたらほかのレストランに浮気はできません。コーワのお得意様にもこのような接し方ができるようにしたいと思います。そうすれば、絶対ほかの段ボールメーカーに浮気できないと思います。
おまけ
増税を考えると同時に、整備新幹線着工を決める、医療費削減を避けるなどバラマキ政策を進める民主党。一貫性がありません。

ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



| お仕事 | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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社員教育

経営コンサルタントとして二代目社長の教育研修事業を行っている二条彪氏の12月20日付けメルマガで、以下のような文章がありましたので、そのまま引用させていただきます:

後継者の多い悩みとして,社員をどう教育していけばいいか,というものがあります。
私自身,社員教育に力を入れていた時期がありました。ファッション業界でしたから(注釈 昔二条氏は女性アパレルの小売店の多店舗展開をされていました),最新のトレンド情報を入手するために,様々な講師を招いて研修をしたりしました。計数教育も大切だと考え,私自身が講師となって,経理財務研修をしたりしました。また通信教育にも力をいれ,直接業務に関係がないことであっても修了したら受講料を全額会社負担としたりしました。
このように力を入れてきても,実はなかなか効果が見えにくいのが研修の特徴です。手間ひまかけてお金をかけて実施はしたが,効果がわからないので,ついに止めてしまいました。すると,しばらくして様々な問題が起こり始めました。挨拶など最低限のモラルまでおかしくなってしまいました。これではいけないと思い再開をしましたが,すでに手遅れ。
元の状態にはついに戻りませんでした。
研修は,継続することに意義があると今では思っています。効果は見えにくいですが,続けることこそ教育です。「教育には金はいくら使ってもいい」そんなふうに言っている社長の会社ほど,経営が順調なのは偶然ではないと思います。
また,研修の講師を社内でやるのか,社外の講師に依頼するのかも大きなポイントです。費用対効果を考え社内講師でやるという会社が多いと思いますが,研修効果としては?です。自社社員でやれば安上がりですが,自社社員の講師は,どうしても説教口調になりがちです。また広く企業実態を見ていませんから,広い視野を持って他者事例と比較しながら指導していくことも不可能です。研修の大きな目的として参加者の見聞を広めるということがあります。自社社員では,どうしてもこの点は無理です。何か宣伝のように聞こえるかもしれませんが,決してそうではありません。私自身,自分の経営を振り返り,もっともっと外部の講師を使って広い視野で社員教育を行えば,経営の質が上がったのではないかとおおいに反省しています。教育に「安かろう,悪かろう」は,許されないことと思います。

私は社員研修を外部のジェイック社に委託しています。二条氏の考え方は私の考え方と同じです(言っておきますが、二条氏の受け売りではありません、笑)。外部研修では、コーワ以外の社員の方と知り合うことが出来ます。これが参加者にとって良い経験・刺激になると考えています。二条氏のセミナーに参加した社員が社外の方と知り合い、新しい商品開発につながった事例(輪行箱)もあります。ジェイック社の研修費用は年間で、段ボールの生産設備のちょっと大きな修繕2回分程度です。機械設備に金をかけるのに、社員教育に金をかけないというのはおかしいと考えます。勉強に終わりはないと私は考えるので、今後も社員教育を長期にわたって継続します。

おまけ
東京電力が来春からの大口向け電気料金2割値上げをもくろんでいるのに対し、枝野経済産業大臣が東電のコスト削減に対する企業努力が足らないと怒っています。その言葉をそのまま政府、民主党、霞が関に国民は言いたいと思っています。消費税率を上げると同時に、議員定数削減、公務員人件費削減、無駄な公共投資・独法の廃止、天下りの根絶を政府民主党、霞が関に実行して頂きたい。これは国民全員の思いだと考えます。
おまけ
浅田真央選手。涙を公の場で見せない強い精神力の持ち主です。

ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



| お仕事 | 07時28分 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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貿易収支

2011年度の日本の貿易収支が1980年以来31年ぶりに貿易赤字になる見込みです。貿易収支とは輸出額から輸入額を差し引いてプラスであれば貿易黒字となり、マイナスであれば貿易赤字となります。1980円の貿易赤字の要因は第二次石油危機で、原油価格が高騰し輸入額が急増したことが原因でした。では、今回の赤字の要因はなんでしょうか?
1.東日本大震災で電子部品、自動車などの生産・輸出が減少
2.タイの洪水で日本からタイへの自動車部品の輸出などが減少
3.超円高による輸出競争力の低下
4.欧州危機で欧州向け輸出が減少、さらに中国から欧州への輸出量が減りそのための部品の日本からの輸出が減少、新興国の景気伸び悩みで輸出が減少
5.iPhoneやギャラクシーなどスマートフォンの輸入が中国・韓国から増加
6.原発問題で化石燃料(石油、ガスなど)の輸入が増加
7.穀物などの価格高騰
8.円高で海外からの部材、商品輸入が増加
1~4が輸出減、5~8が輸入増の要因です。エネルギーの輸入が増えていますが、円高で円建ての金額の増加を抑えています。

2012年を見ると、1と2の要因はなくなりますが、他の要因はそのままです。従って、2012年も貿易赤字になる可能性があり得ます。日本は貿易黒字を30年間続けました。ということは、ドルなどの外貨を稼ぎ続けたことになり、これを円に転換するときにドル売り・円買い、ユーロ売り・円買いとなり、円高をもたらす要因となります。貿易黒字を出し続けるということは自国通貨を高くする結果につながります。自国通貨が高くなると、輸出しにくくなります。その結果、輸出が減り、貿易黒字が減り、輸出額と輸入額が均衡することに「理屈」ではなります。実際はなかなかうまく行きませんが…。この貿易黒字を中心とする経常収支の黒字があるので、日本の借金が1,000兆円あっても国債の格付けが極端に低くならない理由の一つです。

おまけ
「家政婦のミタ」最終回の平均視聴率40%。驚異的です。小学校でも「承知しました」「業務命令でしょうか?」というのが流行ったとのこと。
おまけ
スカイツリーが昨晩一部ライトアップされました。淡い紫色といった感じで東京タワーの赤色と対照的でした。

ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



| 経済・社会 | 07時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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顧客満足、社員満足

10回の勉強会で構成される台東区若手経営者サポートセミナーに出席しています(私は若手と呼べる年齢ではないのですが…)。人の採用、教育などに関する勉強をしています。

最近のトピックとして、社員満足がありました。よく顧客満足、社員満足といわれますが、まず社員満足が最初にあり、次に顧客満足がきます。あるスーパーでパートさんがそのスーパーの商品を買わないそうです。裏で何か悪いことをしているのでしょうね、当然このスーパーは繁盛しません。パートさんが自らそのお店で様々な商品を購入するお店でないと繁盛しません。社員が自分たちの作る製品に愛情が持てなければ、顧客に好きになって欲しいと思うのは無理です。

社員満足を高めるために求められる経営者(管理職も含めて)の心構え:
・観察力を磨く 普段と異なる小さな変化に気付く「風邪気味だから注意して」と声掛け
・褒める    すぐほめる 具体的に 
・評価でなくアドバイスを  「ダメ」ではなく「こうしたらどうだろう」とアドバイス
・自分たちの仕事が誰の役に立っているのかを毎日語る、見せる
  (印刷会社の製造担当者が納品の際に営業と一緒に立ち会いお客さんに会うそうです)
  (一戸建て建築会社は、引き渡しの時に現場作業者全員が家族に会うそうです。また
   施工主の家族の写真も現場に貼ったりするそうです)
・人の成長は植物と同じ   才能が花開くには手間をかけて時間もかかる
・60点   100点を要求しない 60点でもOK 長所を誉め短所をとがめない
・給料を払っているんだ、雇ってやっているんだと思わない  これは最悪です
・まずはやらせてみる  信じる勇気を持つ
・細かく指示しない 信用する
・水をやりすぎていないか  口を出しすぎず見守る姿勢が大切

社員満足には、4番目にあるように、誰かのために役立っている、世の中に役立っている、という仕事の存在意義が必要です。妖怪人間ベムも「人間のために役に立ちたい」と言っています(笑)。

おまけ
「家政婦のミタ」の最終回を見ました。おそらく30%を超えるのでしょうね。最後のミタの笑顔、それを見て涙を流す家族の顔、それを見て涙を流すミタの笑顔が印象的でした。やはり、笑顔が元気と幸せの源です。

ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



| お仕事 | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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