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ハインリッヒの法則

なにやら難しそうな感じですか?工場関係者なら良く聞く「1:29:300 1件の重大な事故の裏には、29件の軽微な事故と300件のヒヤリ・ハットが潜んでいる」です。アメリカの技師ハインリッヒが労働災害の発生確率から割り出したと言われています。

会社の運営をする上で、ヒヤリやハッとすることはたくさんあります。ある経営コンサルタントは、経営とは日々の修正が大事だといいます。ヒヤリ・ハットを早いうちに解消しないと重大な事故やトラブルにつながるわけです。分かりやすい例として、電車のポイント切り替えを挙げます。まっすぐなレールを電車が走っています。ポイントでまっすぐな線路から離れ始めました。早い時点で気付いて修正すれば、まっすぐな線路に戻ることが出来ますが、気付くのが遅れるとまっすぐな線路から大きく離れていて元に戻すことが不可能な状態になってしまいます。早い時点で問題点があれば、修正し本来進むべき方向に修正する。

大事なことは、小さな変化を見逃さない、いち早く小さな変化を修正するために対策を打つ、です。小さな変化を見逃さないためには、普段から注意深く物事を見る、アンテナを高く掲げて異常を察知する能力を高める、比較対象となる基準を持つことです。コーワの営業担当者が年間予算を作成するにあたって、客先別、月別、量、単価、金額、粗利を使って詳細に策定し、前年の実績も表記します。月次の結果を見る際に、これらと比較することで客先に何かが起きているということが一目で分かり、素早い対策につなげることが出来ます。何もないと、客先のコーワ離れがあったとしても気付かず、気付いた時は手遅れになります。工場の災害防止だけでなく、会社運営でもハインリッヒの法則は当てはまります。小さいことだから構わないと考えるのを止めて、小さいことだから今のうち手を打っておこうと考えた方が良いですよね。家庭でも、子供の服装、ヘアスタイル、様子などの変化から子供に何が起きているのか察知することが大事です

おまけ
大王製紙井川前会長の行為に対する調査報告書を読みました。井川氏とは2度お会いしたことがあり「派手だな」という印象でしたが、ここまでとは思いませんでした。父親が甘やかしたのが悪かったのか、前会長がどこで道を外してしまったのかわかりません。気の毒なのは、一生懸命働いている大王製紙グループの社員の皆さんです。

ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



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| 経済・社会 | 07時36分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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土光氏の続き その5

“ほめるべきときにほめ、叱らねばならぬときに叱れ。ほめも叱りもしない管理者は度しがたい”
「昔の上長は部下をほめ、叱ることをちゃんと実行していた。その点、今の管理者のほうが劣っているように思われてならない。とにかく、ほめも叱りもしないものが増えてきたのだ。上長部下間の心のかかわり合いが非常に弱いといわざるを得ない。仮に「ほめ、叱る」をやっていてもテクニックとなっていることが多い。ほめたつもりがおせじにすぎない。叱ったつもりが実は怒っている。上長部下間にヒューマンな心の通い合いがあれば、部下の成功を共に喜び、部下の失敗を共に反省するといった行動が自然に流露するはずである。そのようなとき、部下は上長の言葉を額面通りに受け取るのだ。私としては、もっとほめようと提案したい。どんな小さな成果でも積極的に取り上げほめてあげよう。部下という人間は、上長に認められることに最大の喜びと生きがいを味わうのだから。」

「部下」を「子供」に、「上長」「管理者」を「親」に置き換えてもそのまま通用します。会社組織だけでなく、家族・家庭でもいえることです。

おまけ
プロ野球西武のおかわり君こと中村選手のホームランが48本に対しロッテチームのホームラン数が46本、ソフトバンク本多選手の盗塁数60個に対しオリックス49個。一人の選手の記録にチームが勝てないというのは、選手がすごいのか、チームがひどいのか?
おまけ
本日オープンの有楽町ルミネに早朝から行列が出来ているそうです。

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| | 07時33分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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土光氏の続き その4

“実績が予算をはるかにオーバーするのは、幹部の予算作成の見識のなさを示すものだ”
「多くの幹部にとって予算は押し付けられたノルマとして目に映るらしい。ノルマは必ず実績と比べられる。達成度によって彼の業績は評価される。従って、予算は低いほうが良い。これが、予算が低めに作成されるゆえんである。実勢が予算を大きく上回ることがある。トップはこれを喜んではいけない。実績が予算を下回ったとき以上に警戒すべきであろう。控えめに作成された予算はもはや予算の名に値しないからである。予算と実績は一致するのが原則である。不一致は上回ろうと下回ろうと好ましくない。かなりの努力を要するが、予算を必ず達成しなければならない目標と考える立場である。」

私がキヤノンで勤務した時代。12月決算でした。10月初旬、11月初旬、12月初旬と次年度予算を3回作成し、12月初旬の予算が次年度の正式予算として公表されます。そして、4月、7月、10月に予算の見直しを行ないます。12月末に10月に見直した予算との対比で100%達成が要求されました。99%は目標未達成なので失格です。105%も失格です。なぜなら、10月の見直し予算が正確性に欠けたからということです。100.1%が最も望ましいと何度も言われました。

楽に達成できる目標予算はダメです。どんなに努力しても達成不可能な目標予算もダメです。かなり努力をして初めて達成できる目標予算がベストです。でも、現在の経済環境下では、目標を達成するのは容易ではありません。

おまけ
11月4日~6日に幕張メッセで開催されるサイクルモード2011(入場券 当日1,200円)にコーワは今年も輪行箱BTBを出展します。輪行箱はロードレースや自転車ツーリングを地方や海外で行なう方の自転車を目的地に宅配便で安全に運ぶための専用箱です。繰り返し使用できる設計になっています。BTBを愛用されている方は好きなデザインを箱に描いています。
http://www.cyclemode.net/
おまけ
オリンパスの菊川会長兼社長が代表権のない取締役へ退くことを発表しました。24日のブログで書いたように、説明できない取引でしたからやむを得ないでしょうね。

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土光氏の続き その3

“教育はチャンスにしかすぎない。これを生かすも殺すも本人次第だ”
「いったい人が人を教育することは可能であろうか。上司が部下に能力を植え付けることができるのか。もしイエスという人がいたらその人は錯覚しているのだ。彼はチャンスを与えているにすぎない。そのチャンスを活用するかどうかは、チャンスをあたえられた本人の自主性に待つしかない。つまり、真の教育は「自己開発」にその基礎を置いているといわねばならない。しかし、上司の部下に対する教育責任を放棄することは許されない。上司は部下が自己開発したくなるような環境、部下が自己開発せざるをえないような環境を作る義務がある。その環境とは何か。上司と部下が毎日を過ごす職場そのものであり、毎日取り組んでいる仕事そのものである。」

コーワでは社内で社員研修を実施するのが難しいので、外部のジェイック社のセミ・ホーダイという社外セミナーを活用しています。現在は、延べ人数で月20名程度出席しています。セミ・ホーダイではかなり良い話を聴くことが出来ます。しかし、それを今後の自分の成長に活かせるかどうかは土光氏の言うとおり本人の自主性に依存することになります。いい話を聴けたと思うが、それだけの人。いい話を聴いてひとつ明日からやってみようと思う人。年間で12個の新しくやってみることが出ます。5年間で60個です。0個の人と60個の人では絶対5年間での成長の度合いに違いが出てくると思います。やってみる、試してみる、それだけでも違いが出てきます。是非、セミ・ホーダイを受講する社員はこれを意識して欲しいと思います。

おまけ
トラックドライバーには糖尿病にかかる人が多いそうです。缶コーヒーには種類によって異なりますが、一缶に角砂糖7個分が含まれているそうです。缶コーヒーを1日5缶飲む人は角砂糖35個を摂取していることになります。缶コーヒーの飲みすぎは体に良くなさそうですね。

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コーポレートガバナンス(企業統治)の欠如

最近、企業統治が欠如している企業のニュースが目に付きます。企業統治とは企業の運営がルール等に従い正しく行なわれているかどうかということです。
最近の事例を挙げると
-東京電力の原発の問題
-九州電力のやらせメール問題
-大王製紙前会長の不透明な金の流れに関わる問題
-オリンパス社長解任問題  等があります。
オリンパス以外は、もう皆さんご承知だと思いますので、オリンパスの件を取り上げます。
10月1日にオリンパスの社長に就任したウッドフォード氏が職を解任されたことを発端に、オリンパスの株価は半分以下に下げました。オリンパスはカメラメーカー(オリンパスペンが有名)というよりも今では内視鏡(胃カメラ)を中心とした医療機器メーカーという色彩が強くなっています。

オリンパスが2008年に英国の医療機器メーカーを2,150億円(当時の為替レート換算)で買収した際に、実態が怪しいアドバイザーに730億円の手数料を支払いました(買収金額を見ると、高くても100億円程度ではないでしょうか)。これは買収の助言に対する報酬とは信じられない金額で、かつアドバイザーはカリブ海のケイマン諸島で登記され、その会社は現在行方不明となっています。ケイマンはタックスヘブン(収入に対する非課税措置がある国)で、実態のないペーパーカンパニーを設立する場所です。ちなみに私が外資系資産運用会社で勤務した時に、国内の金融機関専用の投資信託をケイマンで設立したりしました。特定の投資家向け専用ファンドを設立する場所がケイマンでした。残念ながら行ったことはありません。

一般的に企業買収をするときは、ゴールドマンサックスや野村證券など証券会社をアドバイザーに使うことが多く、ケイマンの得体の知れないアドバイザーを使うこと自体が怪しい取引と言えます。またオリンパスは国内の新興企業3社(3社合計の年間売上4億円未満)を734億円で買収しました。これも信じられない金額です。ウッドフォード氏がこれらの事実究明をしようとして解任されてしまいました。これらから考えると、不当に高い手数料や高額な買収額を取締役会が承認したこと自体が怪しいことになります。オリンパスの前経営陣がなんらかの不当な取引をした可能性が考えられます。企業統治が欠如していた可能性があります。

企業経営では様々な決断をします。正しかった決断もあれば、誤った決断をすることもあります。しかし、その時点で色々調査検討した結果最善と判断された決断をすればよいだけです。後々、こうしておけばよかったと結果論でクレームをつけることは誰でもできます。しかし、その時点で意思決定プロセスが正しく行なわれることが大事です。「おかしいことはおかしい」とキチンといえるプロセスを経る事が大事です。コーワは中小企業で、株式の非公開企業ですが、様々な意思決定や企業運営において「独断専行」を排除し、「情報公開」と「公明正大」を大事にしていきたいと思います。

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| 経済・社会 | 07時34分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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