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2010年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年10月

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金価格1,300ドル台へ

今週、ニューヨークで金価格が終値で1,300ドル台をつけました。私が1月に幹部社員向けに行なった年頭プレゼンテーションで「基軸通貨のドルが安いと金に資金が向かう傾向があるので、ドル安が続けば金1300ドル台をつける可能性がある」と話しました(ちなみに、その時に予想した今年のドル円レートの取引レンジは90円台半ば~80円割れでした。これも結構当っています。)。その1,300ドルをつけました。ドルに対する投資家の不安心理を背景に、金利の付かない実物資産である金に向かいました。運用の仕事を離れてからのほうが、ファンドマネージャー時代よりも相場観はいいかもしれません(残念、涙)。相場全体を客観的に俯瞰する(ふかんする、上から見る)ことが出来ている感じがします。

中近東や東南アジアではもともと金を財産として保有する習慣があります。現在の金価格上昇は、金の裏付けがあり金を保有するのと同じ効果がある金のETF(Exchange Traded Fundの略)という上場投資信託(株式と同じように取引所で売買できる投資信託)に資金が流入したこと(保管が本物の金に比べて便利)、通貨に対して不安を持つ個人投資家が買ったこと(リーマンショックで株式や債券などの信用を基に成り立つ有価証券で損害を出した投資家が実物資産である金を選好した)、年金資金も低迷する先進国の株式から金や原油など商品に投資するファンドに資金を移したこと、など様々な要因があります。

金価格はまだ上がるのか?米国の景気が回復して金利が上昇しドルに対する信認が戻り、ドル高に転ずると金価格は下がります。金利の付かない金の宿命です。しかし、米国景気が強い景気回復基調に戻ることは考えにくい状況です。従って、ドル建て金価格はさらに上がるかもしれませんが、ドル安(円高)を背景に金価格が上がるので、円建ての金価格は思ったほど上がらないかもしれません。

おまけ
日経新聞によれば、2009年の民間平均給与が406万円と昨対比最大の23万円減になり、1989年水準まで落ち込みました。ピークは1997年の467.3万円でした。昨対比で、給料手当てが▲15.3万円(▲4.2%)で年間350万円、賞与が▲8.5万円(▲13.2%)で年間56万円となりました。これでは、デパートの売上が落ちてユニクロやしまむらの売上が好調なのはやむを得ないのかもしれません。

ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



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| 経済・社会 | 07時31分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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タバコ

10月1日からタバコが大幅に値上げされます。その前に、コンビニで大量の買い溜めをする人が多かったそうです。一方で、これを契機に禁煙に努める人が多いそうです。タバコの味がする擬似タバコや禁煙用ニコチンパッチなど様々な商品が出回り、病院で禁煙にトライする人も多いと聞きます。

アメリカを追いかけるように、日本でも電車・バスなどの公共交通機関、病院・空港などの公共施設では全て禁煙となり、レストランも全面禁煙のお店が増えました。都内ではコンビニの前でタバコを吸う人を数多く見かけます。金融で働いた時代、ニューヨーク本社に行くと、狭い喫煙室があり煙がもうもうとしていました。その後、喫煙室は廃止され、喫煙者は皆高層階のオフィスから1階に降りて外で吸っていました。冬の寒い時に、上着やコートを着るとタバコを吸いに行くのがばれてしまうので、ワイシャツ姿でブルブルふるえながら喫煙している姿を良く見ました。移動時間と喫煙時間を合わせると一回でもそれなりの時間がかかります。それが1日数回に及ぶと、結構まとまった時間になります。働かない時間が長くても、禁煙を会社で強制することは難しいようです。喫煙所での情報交換はそれなりに役立つことはあると思いますが、長時間に及ぶと会社としては何らかの指導をしたくなるでしょうね。

私は生まれてから一度もタバコを吸ったことがありません。家には当然灰皿はありませんし、家族も吸いません。しかし、米国株式投資のファンドマネージャーをしていた時代には、タバコ大手のフィリップモリスに投資していました。景気動向に関係なく安定した業績が見込めたからです。今ではタバコ産業は衰退産業といえます。JTも飲料、食品、薬品など多角化を進めています。

タバコが健康に悪いことは承知の上で皆さん吸っているわけですが、今後は「家計」「健康」の観点から禁煙に挑戦したほうが良いのでは?と思います。それとも、一箱千円程度にならないと禁煙は出来ませんか?


ダンボールのコーワ
埼玉のダンボールメーカー コーワ株式会社



| いろいろ | 07時30分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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困ったことを解決する

ある段ボールケースのユーザーの困った状況を解決できるケースを弊社営業が提案したところ、それを大変気に入っていただきました。新規顧客になるはずです。段ボール営業担当者にとって、どうと言うことのないアイデア、既にあるアイデア、使い古されたアイデアで当り前だと思っても、ケースユーザー様からすると非常に新しいアイデアだったりすることがあります。

「こういう商品があるといいよね」よりも「自社が抱える困ったことを解決できる商品」の方がお客様にはアピールします。営業はお客様の困ったこと、改善したいことを聞き出す努力が大切です。

また、困ったことを解決する一番のアイデアが自社製品ではない場合であっても、素直にアドバイスすることが大切です。そのユーザーさんは必ず近い将来自分たちのお客様になっていただけます。デパートの優秀な売り子さんの中には、自社製品ではなくてもお客様の要求にピッタリの商品を探し出し情報提供する方がいるそうです。無理やり自社製品を買わせるようなことはしません。その場では買物をしなくても、そこまでアドバイスしてくれる売り子さんに対して、次の機会に買物をしてくれるそうです。

自分のことを真剣に考えてくれる、自分の困ったことを解決してくれる営業担当者にはお客様は心を許すものです。相手の困ったことを自分のことのように真剣に考える営業担当者になってほしいと期待します。


ダンボールのコーワ
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| お仕事 | 07時34分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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笑顔条例

あるメルマガで紹介された記事です。

アメリカ合衆国アイダホ州ポカテロ市は人口数万人の小都市だが、ここに「笑顔条例」なるものがあるという。
"常に笑顔でいること。不機嫌な人は逮捕する"
という条例で半世紀以上も前からある条例。そのおかげでものすごく明るい町らしいので、ここに一週間もいれば元気がもらえるだろう。
●全文はこちらの4条。
第1条 ポカテロ市民で不機嫌な顔をしている者は罰せられる。
第2条 笑う習慣を身につけるため、毎年「笑顔週間」を設ける
第3条 笑顔チェック係を新設して、笑わない人を逮捕する特別官を置く。
第4条 条例に違反した人は「笑顔作りの講習」を受けること。
どんな笑顔ぶりなのか、一度見に行きたい。仮に観光資源が何もなくても、人間の笑顔だけで観光客を呼べる可能性だって充分ある。
●町にそんな条例があるのなら、会社やお店にも条例を作ろう。
第1条 株式会社○○の社員で不機嫌な顔をしている者は罰せられる。
第2条 笑う習慣を身につけるため、毎年「笑顔週間」を設ける
第3条 笑顔チェック係を新設して、笑わない人から罰金を取る(又は解雇する)特別官を置く。
第4条 条例に違反した人は罰を受ける前に「笑顔作りの講習」を受けること。


このポテカロ市は北海道岩見沢市と姉妹都市になっているそうです。両市とも北緯43度に位置します。いいですね、こういう条例が50年以上前からあるというのは。アイダホ州はポテトの産地として有名で、のんびりした土地柄だと思いますので、こういうユーモアある条例が存在し続けることが出来たのでしょうね。

笑顔は人を幸せにします。私が毎週日曜日の朝ウォーキングをする際に、自宅近くの素盞鳴(スサノオ)神社で必ず祈願するのが、「家族、社員とその家族が幸せで健康で笑顔で生活できるように」ということです。会社で社員が笑顔で働いているのが社長にとっての幸せと同じ事を得意先の社長が話していました。売上・利益が大変で社長の顔に笑顔がなくなっていたら、私に笑顔がなくなっていますよと指摘してください(笑)。売上・利益が好調で皆が笑顔でいるのが一番です・・・・。

おまけ1
2010年度の公示地価が発表され、19年連続で下落となりました。デフレの最たるものですね。
おまけ2
昨日のテレビ朝日の夕方のニュースで生まれつき手足のない20歳の女性が紹介されました。短い左足にだけ3本の指があり、食事のスプーンやパソコンを操作しています。高校ではチアリーディング部に所属ししゃべりで活躍、今は役所で年金関係の仕事をし、声優を目指して勉強中、ラジオのパーソナリティも担当。彼女は限界をつくらず、あらゆるものにチャレンジします。不自由のない普通の人のほうが勝手に自分の限界を作ってあきらめてしまいます。学ぶことの多い放送でした。


ダンボールのコーワ
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| いろいろ | 07時32分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ザイアンスの法則

米国の心理学者ザイアンスが1965年に発表した法則です:
ザイアンスの法則
1 人間は知らない人には攻撃的、冷淡な対応をする
2 人間は会えば会うほど好意をもつようになる
3 人間は相手の人間的な側面を知ったとき、より強く相手に好意をもつようになる
営業マンが新規顧客開拓で訪問すると、冷たい反応をされるのはこの1が原因です。人は会えば会うほど好きになる。1を乗り越えて、営業マンが何とか継続的に訪問できるようになっても、2ヶ月に一回2時間訪問するよりも、毎週10分、隔週で30分訪問し続けるほうが相手は好意を持つようになります。英会話を勉強する際に一週間に3時間半するよりも、毎日30分した方が効果があるのと同じです。頻度が大事です。

見込み客を始めて訪問する際に、自己紹介の紙を渡す営業マンがいます。メールの一番下に自己紹介をする人もいます。相手の趣味、出身地、好きな食べ物などを知ると相手により関心を持ち好意を持つことになります。営業マン向けのセミナーで雑談をうまく活用すると言うセミナーがありますが、これもそのひとつだと思います。

営業マンが契約を結んだり、口座開設ができたりすると、顧客から見ると営業マンは自分の同士、仲間になります。この意識が強くなると、ライバルが売り込みをかけても断ってくれるようになります。これはサポーターの状態になります。この段階までいければ営業マンとしてはベストです。

従って、飛び込みで新規訪問をする営業マンは冷たい対応をされるのが当り前と考えればよいわけです(笑)。

おまけ
今日で暑い日ともサヨナラできそうです。涼しくなると体調を崩しやすいので体調管理に注意したいものです。


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| 経済・社会 | 07時27分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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