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「未来の年表」河合雅司著 現代新書


標題の本を読みました。恐ろしい現実を突き付けられました。要約します。
日本の人口2015年1億2700万人、40年後9,000万人を下回り、100年以内に5,000万人、一定の条件に基づく机上の計算では200年後は1,380万人、300年後は約450万人、西暦2900年には6,000人、西暦3000年には2,000人になる。日本人が絶滅危惧種となる。その要因は、1)出生数の減少、2)高齢者の激増、3)勤労世代の激減で社会の支え手の不足、4)3要素が互いに絡み合って起きる人口減少

2016年の年間出生数は98.1万人 2065年に55.7万人 2115年には31.8万人と予測
ピークの1949年は269万6,638人第1次ベビーブーマー(団塊世代)。第二次大戦後のうめよ増やせよの時代でした。出生数が少ないという事は、夫婦から子供一人しか生まれない場合、 1→1/2→1/4→1/8と世代を経るごとに減ることになる。女性一人が産む子供の数 が、1947年4.54人、2015年1.45人と1/3に。人口維持には2人、人口増加は3人必要であって、政府が目指す1.8人は人口減少スピードを抑える働きしかない。

人口の年表から抜粋:
2017年 65歳~74歳の人口が減り始める
2018年 75歳以上の人口が65~74歳人口を上回る
2019年 世帯数が5,307万とピークを迎える
2020年 女性の過半数が50歳以上となり、出産可能な女性数が大きく減る
2021年 介護離職が増え始める
2022年 団塊世代が75歳になり、一人暮らし社会が本格化
2024年 団塊世代がすべて75歳以上となり、社会保障費が膨らむ
2025年 東京の人口が1,398万人とピークをつける
2033年 空家が2,167万戸、3戸に1戸は人が住まない
2040年 自治体の半数近くが消滅危機
2045年 東京の3人に1人が高齢者
2055年 4人に1人が75歳以上
この先は恐ろしくて書く気が起きません。

出生数が増えないのは、非正規社員の増加で低収入で結婚できない、高学歴高収入の女性は敢えて結婚しない選択をすることが多い、結婚しても共働きでないと家計が維持できず保育所不足などで女性が子供を産むことに躊躇する、教育費の増加、将来の生活が不安で子供を産みたくない、等様々な要因があります。

高齢化社会も恐ろしいです。医療レベルの向上で長生き、老老介護の増加、介護士のなり手がいない、社会保障費が急増し若い世代が負担しきれない、高齢者と若年世代との分裂、等

少子化が進むと、大学や塾といった教育関連に携わる学校法人や企業も生き残りが大変になり、特に地方の大学は学生が集まらず閉校になる数も増えます。また高齢化は人間だけでなく、道路/橋、上下水道、高速道路などの社会インフラも老朽化が進み、維持管理・更新に膨大なお金が必要になります。

政治の仕事は、本当はこういった超長期的な問題(緊急ではないが非常に重要な問題)に真剣に取り組むことだと思いますが、票につながらない面倒なことを先送りして目先の選挙で当選することや政権を維持することにシャカリキになっています。

おまけ
今日から公立小学校は夏休み。今朝、数名の子供が道路を走っていました。運転時、子供に注意です。

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「営業の一流、二流、三流」伊庭正康著 明日香出版 2



『当たり前の行動を繰り返し、信用を高める』
営業活動では当たり前の行動を繰り返すことは避けられません。バカバカしく感じる人、ムダだとも感じる人も多い。しかし、単純なことを当り前のように繰り返すことのできない営業が多いのも事実。繰り返しが一定の基準を超えると大きな信用に変化する。
⇒定期的に訪問する、定期的に情報を提供する、「継続は信用」につながります。当たり前のことを当来前にやり続けることが出来るのは一つの才能とも言えます。やり続けることが出来る人が少ないので、ライバルとの差別化、信頼獲得につながります。

『トップ営業マンほど返事が早い』
お客様から届いたメールにいつ返信するか?明日までに、今日中に、ではなく「今すぐ」でしょ!!。しかし、車や電車での移動、商談中もあるので、90分以内を目安にする。こういう人は、電車の待ち時間、エレベーターの待ち時間にスマホで返信する。メールの返事の早い営業マンは、他の仕事も早く、お客様に信頼される。すぐ返信できない時は「改めて◯時頃にメールします」と入れるだけでもOKです。
⇒今の時代、みなさん気が短くなっています。返事をちょっと躊躇しただけで他社に注文が流れる時代です。当社の営業マンであれば、携帯、タブレットで車の移動の間に返信するのが良いでしょう。

『営業は商品を売る前に自分を売る職種』
「自分を売らずに商品を売れ」は間違い。「この人から買いたい」と思わせる何かがあるから、成績に差が出る。少しでも自分を知ってもらうために出来ることを考える。
⇒資産運用商品というのは、車や洋服のように実物を見て確認することが出来ません。見えないものを買ってもらうためには、直接商品を説明する自分を信用してもらわなければ、契約に結び付きません。私がもらった一番嬉しかった言葉「貴方が東京にいるから契約する」。営業マンに対する最高の言葉です。そういわれるためにした事。返事を早く出す、質問に対して期待以上の回答をする、先回りをして行動する、嘘をつかず正直に話す、といった基本的な事ばかりでしたが、2年間やり続けた結果(700億円の外国債券の運用口座獲得)だと思います。

おまけ
梅雨が明けたかのような連日の暑さです。雨不足で関東のダムの貯水率が気になります。
おまけ
閉会中審査。予想通り平行線のまま。昔「嘘つきは泥棒の始まり」今「嘘つきは自民党議員の始まり」


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「営業の一流、二流、三流」伊庭正康著 明日香出版


標題の本を読みました。参考になる箇所を引用してみたいと思います。一流の営業マンがどんな行動をしているか書いた本です。

『期待は応えるものではなく、超えるもの』
サプライズを積み重ねて、その結果お客様から契約という拍手をもらう。
⇒期待通りでは感動しません。期待を超えるサプライズを提供し続けて感動してもらう。旅館やホテルのサービス、航空会社、レストランなどのサービス業では期待を超えるサービスを提供するという事は良く聞きます(リッツカールトン等)。製造業でも、お客様が予想するよりも多くの提案とサンプルを持って訪問すると、「ここまで考えてくれたのか」となります。「当たり前」では他社との差別化は出来ません。

『「しつこい」と「熱心」のちがいとは』
「しつこい」になくて「熱心」にあるものは、うれしい情報があるかどうか。「気が利くね」と思ってもらえる情報であって、安売り情報などではない。「うれしい情報」なしの度重なる訪問は「しつこい」になる。
⇒私の年金営業時代。その会社では、私と上司の二人しか営業がいませんでした。見込み客にアポなし訪問をする際には、私が書いた「年金投資レター」を持参しました。米国の年金に関する情報、新しい運用商品、資産運用業界のトレンド等をA4用紙2枚にまとめて、月一回ないし二回書きました。年金投資レターは常務理事にとって「うれしい情報」となり、これを読んでくれた大手電機メーカーの基金から60億円の外国株式運用口座を受託しました。「しつこい」は嫌われます。

『一流は堂々と対等に接する』
営業マンはお客様の「パシリ」になってはいけない。単なる「使い勝手の良い業者」になってしまう真のパートナーを標榜するならプロフェッショナルとして堂々とふるまうべき。
⇒営業マンが媚びへつらってお客様になってもらうと、便利屋稼業になってしまいます。自分が担当する分野では、相手よりも知識・経験が豊富であるはずです。プロとして、自信を持って、他に代わる相手がいない真のパートナーとして付き合えるように意識して営業活動をして欲しいと思います。

次回も書きます。

おまけ
安倍内閣の不支持率52%(自民党の御用新聞である読売新聞調査)。イメージ刷新目的で内閣改造をする模様。それなら安倍、菅、両氏が交代すべきと思います。新聞報道されていませんが、安倍退陣を要求するデモが大都市で勃発。

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「経営の定石」小林忍著 ディスカヴァー・トゥエンティワン社


標題の本を読みました。その中で興味ある部分を紹介します。
会社経営では多くの会社が年間計画を作ります。計画の実現性を評価することが大事と説きます。

『計画を作る場合に、様々な施策が織り込まれますが、その施策の実現性が低く、結果として計画の未達要因となることが多々あります。そこで論理性・自律性・継続性・整合性の観点から、施策の実現性をしっかり評価する事が重要です。
論理性とは、ある施策の効果に論理的に納得がいく、ということです。「人を千人減らせば固定費が下る」は論理性を満たしています。しかし、「2拠点を1拠点に集約すれば固定費が半減される」は必ずしも論理的とは言えません。
自律性とは、経営者が腹をくくれば実現可能であるという事です。「社員食堂の廃止による運営コスト1千万円の節減」は経営者の決断で出来る実現性のある施策です。しかし「調達コストの10%削減」は相手のある話です。達成は保証されません。
継続性とは、ある施策が持続的に実現可能で効果発揮可能という事です。「早期退職100名で7億円の人件費節減」は人を減らせばその効果は持続するという意味で継続性があります。しかし、「間接コスト10%削減。具体的には、小さな無駄を削ります」はどうでしょうか。毎年10%削減を5年続ければ、約半分になりますが、けちけち作戦をそんなに長い期間同じ調子で継続できるでしょうか。
「製造ラインは人員も減らしコスト削減」「販売サイドは販売量が増加」という計画。しかし、両方を同時に達成するのは無理。会社全体で論理的に整合しているのかの確認は必須です。』

会社の状態が危うくなった時に、会社がまず行うのは人員削減や拠点の集約といった固定費削減であって、販売を増やすことではありません。販売は競合他社との競争、客先の事情などが絡み自分の想う通りにはいかないのが普通だからです。コスト削減も仕入先があるので、思うようにはいかないのが普通です。また、整合性を取ることが容易ではない「二律背反」の活動でも、出来る方法を考えることは大事です。会社を立て直すには、上記の論理性・自律性・継続性・整合性が取れた計画を作らないと、始めから失敗するのが明らかな計画になります。

こういった4点が取れた計画を作っても、経営者が「なんで売上が少ないんだ」と頭ごなしに怒鳴ったら、営業部長は実現が非常に困難と思っていても経営者が喜ぶような計画を作ってしまいます。計画の評価は冷静に上記4点に基づいて行うべきです。年間予算や活動計画を策定する時には、この4点チェックをやってみましょう。

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「改革」井上康生著 ポプラ社


井上康生氏は、2000年シドニーオリンピック100キロ級金メダリストで、リオオリンピック日本柔道男子代表チームの監督を務め、日本柔道を復活させたました。同氏の講演を聴く機会があり、非常に優れたリーダーと感じ、この本を読んでみました。監督インタビューで涙を流していたのが印象的でした。

2012年のロンドのリンピックでは篠原信一氏(今ではタレントになってしまいました)が代表監督を務めましたが、金メダルゼロという惨敗でした。篠原氏は昔ながらの根性・精神論者、単にきつい練習を強いるだけ、結果が出なければ選手の責任といったタイプの監督で、選手と監督の心は離れており、結果も出なかった姿を良い意味での反面教師として井上氏は監督を引き受けました。同氏は、監督を引き受けるにあたって決めていたことが3つありました。
「選手を信じ、コーチを信じ、スタッフを信じ、自分たちがやってきたことを信じて試合を見守ること」
「どんな結果であっても、全てを受け止める事」
「どんなことがあろうと決して動じることなく、泰然とした態度を貫き通すこと」

井上氏の優れた点、優れた考えをいくつか列挙してみます。
・クラス別に優れたコーチを配置し、信じて任せた事
・『もしもという問いを立て、何故と考える習慣をつける』
 今の自分よりも上の立場にあったら、どうするか?自分逢なぜそうしたいのか?問題はなぜ起きたのかと問いを立てて考える
・覚悟を決める
・「結果は大切。しかし、過程の方がもっと大事」
・代表を選んだ後で、最初にやらなければならないことは、選考レースを最後まで戦いながらも代表になれなかった選手へのフォローだと決めていた事。
・食事を含む科学的トレーニングを導入した事

篠原前監督の時は、恐らく選手は「この監督のために」という想いで戦った選手はいなかったと推測します。一方、「井上監督のために金メダルを獲る」という想いで戦った選手は全員だと思います。

本当はもっとありますが、キリがありません。一読する価値はあるので、興味のある方は読んでみてください。

おまけ
「法的な意味での戦闘行為ではない」稲田防衛大臣の日本語と論理、理解不能です。金田法務大臣、法務大臣を務める資質ないです。任命した安倍首相の責任大きいです。


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