陸王
日曜夜9時からTBS系列で放送されている「陸王」。原作は「半沢直樹」や「下町ロケット」でおなじみの池井戸潤氏。毎度おなじみの、大企業の悪役と中小企業の善人がいて、善人が苦しめられる(どこの業界でもありますね)が最後は逆転勝利を収めるという、水戸黄門のようなお決まりパターンです。今回は行田に実際にある足袋屋さんがモデルになっており、同社は実際にランニングシューズを作成しています。当社が取引している銀行の元担当者が行田支店に移動して、この足袋屋さんの取引を担当していると聞きます。
ドラマは若い女性に人気のある竹内涼真、山﨑賢人を起用して、ビジネス物に興味が低い若い女性にも見てもらおうとしています。
このドラマを見ていると、ストーリー以外の部分で一人突っ込みをしながら見ています。突っ込みどころ満載です。例えば、
●埼玉◯◯銀行の支店長室が、こんな立派なはずがない。
●銀行の担当者が、ここまで融資先にのめり込んで上司・支店長と対立するはずがない
●融資課長が客先を訪れて社長を罵倒し、部下を厳しく叱責するはずがない
●融資課長が足袋屋の社員の働きぶりを見て、「衰退企業」と言っていたのに「成長企業」と手のひらを返した発言を簡単にするはずがない
●追加融資が止められているのに、資金繰りが回るはずがない
●倒産した会社の建屋と重要設備が残っているはずがない
等と笑いながら見ています(銀行関連ばかりですが)。
まだ見ていなくて、見てみたいという人は3日にダイジェストが放送されるようなのでご覧ください。リトルグリーンモンスターが歌うアカペラの「ジュピター」もなかなか良い味を出しています。
「陸王」は「下町ロケット」と同様、中小企業でも頑張ろうと元気をもらえる番組になっています。
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| テレビ番組 | 07時36分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑